Azure 管理者向け資格 AZ-104 の運用用語168語を、設計に効くフラッシュ暗記で。
AZ-104 用語ドリルに収録している語をレベル別に掲載します。ドリルでは以下の語を4択形式で出題し、正解後に意味・補足を表示します。全168語のうち代表的なものを抜粋しました。
Identity / Storage / Compute / Networking / Monitoring / Backup の運用用語100語。AZ-104の実務範囲を網羅。 ※ 収録138語のうち24語を抜粋して掲載しています。
| QUESTION | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| Entra ID テナントEntra ID TenantID | Entra IDの組織単位別訳:テナント | Entra IDの組織単位で、IDとアクセスの境界になる。サブスクリプションはテナントに紐づく。 |
| セルフサービスパスワードリセットSSPRID | ユーザ自身のパスワードリセット別訳:SSPR | ユーザ自身がパスワードを再設定できる仕組み(SSPR)。管理者の負担を減らす。 |
| カスタム役割Custom RoleID | 独自に定義する役割別訳:カスタムロール | 独自に権限を定義する役割。組み込み役割で不足する場合に作る。 |
| リソースロックResource LockID | 削除/変更を防ぐロック別訳:Lock | 削除や変更を防ぐロック。誤操作から重要リソースを守る。 |
| GRSGeo Redundant StorageSTO | リージョン跨ぎ複製別訳:GRS | 別リージョンへ複製する地理冗長方式。地域災害に備える。 |
| アーカイブ階層Archive TierSTO | 取り出しに数時間かかる最安のオフライン層別訳:Archive | めったに使わないデータ向けの最安層。取り出しに時間がかかる。 |
| AzCopyAzCopySTO | ストレージ用コマンドラインツール別訳:AzCopy | ストレージへの高速転送を行うコマンドラインツール。大量データの移送に使う。 |
| Azure Bastion(AZ-104)Azure BastionCOMP | パブリックIPなしでVMにRDP/SSH別訳:Bastion | パブリックIPなしでVMにRDP/SSH接続するサービス。攻撃面を減らす。 |
| App Service デプロイスロットDeployment SlotCOMP | ステージング用の追加スロット別訳:Deploy Slot | 本番とは別のステージング用スロット。検証後にスワップして無停止で切り替える。 |
| Azure AutomationAzure AutomationCOMP | 運用自動化サービス別訳:Automation | 運用作業を自動化するサービス。Runbookでスクリプトを定期実行する。 |
| VNet ピアリングVNet PeeringNET | VNet間の直接接続別訳:Peering | VNet同士を直接接続する仕組み。プライベートに通信できる。 |
| Application Gateway(AZ-104)Application GatewayNET | パスベース振り分けを行うL7ロードバランサ別訳:AppGW | WAFを備えるL7ロードバランサ。パスベース振り分けやWeb防御を行う。 |
| Point-to-Site VPNPoint-to-Site VPNNET | 個別端末からのVPN別訳:P2S VPN | 個々の端末からAzureへ接続するVPN。リモートアクセスに使う。 |
| Private DNS ZonePrivate DNS ZoneNET | プライベートDNS別訳:Private DNS | VNet内のプライベートな名前解決を管理する。内部名前空間に使う。 |
| メトリクスエクスプローラーMetrics ExplorerMON | メトリクスのチャート可視化別訳:Metrics Explorer | メトリクスをグラフで可視化するツール。傾向の確認に使う。 |
| Diagnostic SettingsDiagnostic SettingsMON | リソースのログ・メトリクス送信先設定別訳:Diag Settings | リソースのログ・メトリクスの送信先を設定する機能。Log Analytics等へ流す。 |
| MARSMicrosoft Azure Recovery ServicesBAK | オンプレからAzureへバックアップ別訳:MARS | オンプレからAzureへファイルをバックアップするエージェント(Recovery Services Agent)。 |
| 計画フェールオーバPlanned FailoverBAK | 計画的な切替別訳:Planned Failover | 計画的にデータ損失なく切り替える操作。メンテナンス等で使う。 |
| システム割り当てマネージドIDSystem-assigned MIID | リソースに紐づく自動管理ID | リソースに紐づき自動管理されるID。資格情報を持たず安全に認証する。 |
| Blob バージョニングBlob VersioningSTO | Blobの世代を保持する | Blobの世代を保持する機能。誤更新から復元できる。 |
| マネージドディスクの種類Managed Disk TypesCOMP | Premium/Standard SSD等の種別 | Premium/Standard SSDなどの種別。性能とコストで選ぶ。 |
| 受信NAT規則Inbound NAT RulesNET | 特定ポートを特定VMへ転送する | 特定ポートを特定VMへ転送する規則。RDP/SSH転送に使う。 |
| アクション グループAction GroupMON | メール/SMS/Webhook等の通知先を登録する設定単位 | 通知や自動対処の宛先をまとめたもの。メールやWebhookを登録する。 |
| Backup コンテナーの冗長Vault RedundancyBAK | LRS/GRSで保管の冗長性を選ぶ | LRS/GRSなどで保管の冗長性を選ぶ設定。地理冗長で災害に強くする。 |
ID/ストレージ/コンピュート/ネットワーク/監視/バックアップの発展レベル。 ※ 収録30語のうち24語を抜粋して掲載しています。
| QUESTION | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| 管理単位Administrative UnitID | 管理範囲を部門等に区切る単位 | 管理範囲を部門等に区切る単位(Administrative Unit)。地域別管理に使う。 |
| エンタイトルメント管理Entitlement ManagementID | 権限の申請・承認・期限をまとめて自動化するID統制機能 | アクセスパッケージで権限を束ねて付与する仕組み。申請・承認を自動化する。 |
| アクセスパッケージAccess PackageID | 付与する権限の集合 | 付与する権限の集合。期限付きで配布できる。 |
| Azure AD B2CAzure AD B2CID | 顧客向けID管理の旧サービス(2025年5月新規提供終了、後継はEntra External ID)別訳:後継: Microsoft Entra External ID | 顧客(CIAM)向けのサインイン基盤。2025年5月に新規提供を終了し、現行は Microsoft Entra External ID。 |
| 名前付きの場所Named LocationsID | 信頼するIP範囲や国を定義する | 信頼するIP範囲や国を定義する設定。条件付きアクセスで使う。 |
| サインインログSign-in LogsID | 認証イベントの記録 | 認証イベントの記録。不正アクセスの調査に使う。 |
| 監査ログ(Entra)Audit LogsID | ディレクトリ変更の記録 | ディレクトリの変更を記録するログ。設定変更を追跡する。 |
| ライセンス割り当てLicense AssignmentID | ユーザーに製品ライセンスを付与する | ユーザーに製品ライセンスを付与すること。グループ単位でも割り当てられる。 |
| ストレージアクセスキーAccess KeysSTO | ストレージへの完全アクセス鍵 | ストレージへの完全アクセス権を持つ鍵。定期的にローテーションする。 |
| 格納アクセスポリシーStored Access PolicySTO | SASを一元的に管理・失効する | SASを一元的に管理・失効する仕組み。まとめて無効化できる。 |
| オブジェクトレプリケーションObject ReplicationSTO | Blobを別アカウントへ複製する | Blobを別アカウントへ複製する機能。地理冗長や近接化に使う。 |
| 変更フィードChange FeedSTO | Blob変更の順序付きログ | Blob変更の順序付きログ。イベント処理に使う。 |
| NFS/SMB ファイル共有File SharesSTO | プロトコル別のAzure Files共有 | プロトコル別のAzure Files共有。用途で選ぶ。 |
| ディスクバーストDisk BurstingCOMP | 一時的にIOPSを引き上げる | 一時的にIOPSを引き上げる機能。突発負荷に対応する。 |
| 近接配置グループProximity Placement GroupCOMP | VMを物理的に近接配置する | VMを物理的に近接配置する仕組み。低遅延通信を実現する。 |
| エフェメラルOSディスクEphemeral OS DiskCOMP | ホスト上の一時的なOSディスク | ホスト上の一時的なOSディスク。高速だが永続しない。 |
| 容量予約(Az104)Capacity ReservationCOMP | 特定リージョンの容量を確保する | 特定リージョンの容量を確保する予約。確実な起動を担保する。 |
| WebJobsWebJobsCOMP | App Service上で背景処理を動かす | App Service上で背景処理を動かす機能。バッチ処理に使う。 |
| 専用ホスト(Az104)Dedicated HostCOMP | 物理ホストを占有して使う | 物理ホストを占有して使う形態。コンプライアンス用途に向く。 |
| 正常性プローブHealth ProbeNET | ターゲットの死活を監視する | ターゲットの死活を監視する仕組み。異常なターゲットへは振らない。 |
| NSGフローログNSG Flow LogsNET | NSGの通信可否を記録する(廃止予定、VNetフローログへ移行) | NSGの通信可否を記録するログ。通信を可視化する。 |
| IPフロー検証IP Flow VerifyNET | 通信が許可されるか診断する | 通信が許可されるか診断する機能。疎通トラブルの解析に使う。 |
| 次ホップNext HopNET | パケットの次の転送先を確認する | パケットの次の転送先を確認する診断。ルーティング調査に使う。 |
| BGP(Az104)BGPNET | 動的に経路を交換するプロトコル | 動的に経路を交換するプロトコル。VPN/ExpressRouteで使用する。 |
上記は収録内容の抜粋です。全168語はドリルを開始すると順に出題されます。
Microsoft Azure の Azure Administrator Vocabulary Drill で問われる頻出用語を中心に、合計168語にまとめています。試験勉強の 最初の1〜2週間の語彙基盤づくり と、過去問演習の合間の 復習補助 としての利用を想定しています。
Microsoft Azure の用語が分かっていると、提案書レビュー・要件定義・運用設計で会話の解像度が大きく変わります。資格を取らなくても、用語だけ押さえておくと損はしません。
AZ-104(Azure Administrator)は中級レベルに位置する試験です。
Azure環境の管理者向け試験。Identity/Storage/Network/Compute/Monitoringの5領域を実装レベルで問われます。40〜60問・120分・700点合格。
AZ-900と被る部分も多いので、本ドリルでまず復習+知らない語を吸収。
Microsoft Learnの実機ハンズオンが充実。実際にVMを立て、NSGを設定し、StorageをマウントしないとAZ-104は受かりません。
PowerShell/CLIコマンドを問う設問が多く、丸暗記ではなく構文の意味を理解しておく必要があります。
AZ-104は実機操作が問われるため、VM・NSG・Storageを実際に構築する手順を追える動画講座が効きます。Microsoft Learnで足りない「手順の流れ」を補う用途に。Udemyは年に何度もセールを開催しており、セール中は多くの講座が数千円台になります。
Udemyで講座・模試を見る →AZ-104は実務寄りの管理者向け資格です。ID管理、ストレージ、仮想マシン、ネットワーク、監視と範囲が広く、概念だけでなく「実際の設定手順」を問われます。とくに仮想ネットワークやIDのアクセス制御は、用語の意味が分かっても構成の流れがイメージできないとつまずきます。
操作手順を問う設問が多いため、用語暗記と並行して「どの画面で何をするか」を結びつけて覚えると、得点が安定します。
用語の即答化で土台を固めつつ、実際の管理画面やドキュメントで設定の流れを確認するのが近道。範囲が広いので平日10分の分散学習で薄く長く回すのが向いています。
Azure Administrator(AZ-104)は、ID・仮想マシン・ネットワーク・ストレージ・バックアップの運用を問います。似た役割のネットワーク/ストレージ機能が多く、“どれを使うべきか”の判断が頻出。日々の運用で迷う場面そのものが試験になります。
NSGとAzure Firewall、Load Balancer(L4)とApplication Gateway(L7)、BlobとFileとDisk、VNetピアリングとVPN Gateway、可用性セットと可用性ゾーン。
AZ-900がクラウドの概念理解で合格できるのに対し、AZ-104は実際にAzureを管理する手つきが問われます。サブスクリプションと管理グループの階層、RBACロールの割り当て範囲、ポリシーによる統制――「誰に・どの範囲で・何を許すか」を表す用語の精度が問われる試験です。AZ-900合格から時間が空いた人は、基礎語の再想起から始めてください。
出題の柱は2つ。1つはEntra IDとRBAC(所有者・共同作成者・閲覧者の違い、カスタムロール)、もう1つは仮想ネットワーク周り(NSG・ピアリング・プライベートエンドポイント)です。特に「NSGとファイアウォールのどちらで制御するか」型の境界判断は毎回出ます。似た役割の機能を対で判別する練習として、このドリルの4択をそのまま使ってください。
AZ-104の用語は、Azureポータルの画面階層とほぼ一致しています。無料アカウントでリソースグループを1つ作り、ドリルで覚えた用語を画面上で探す――この往復を挟むだけで、文字だけの暗記より定着が段違いになります。Microsoft Learnのサンドボックス演習と組み合わせるのも有効です。