Oracle Cloud の最上位設計資格 Architect Professional の高度な設計用語をフラッシュ暗記で。Associateの次の一手に。
OCI Architect Professional 用語ドリルに収録している語をレベル別に掲載します。ドリルでは以下の語を4択形式で出題し、正解後に意味・補足を表示します。全96語のうち代表的なものを抜粋しました。
高度ネットワーク・HA/DR・セキュリティ設計・大規模DBなどProfessional頻出の設計用語。 ※ 収録39語のうち24語を抜粋して掲載しています。
| QUESTION | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| 可用性ドメインを跨ぐ設計Cross-AD DesignARCH | 複数ADへ分散し可用性を高める | 複数のADへリソースを分散する設計。AD障害でもサービスを継続させる。 |
| 障害ドメイン設計Fault Domain DesignARCH | AD内で物理を分けて配置する | AD内で物理を分けて配置する設計(FD)。ラック障害の影響を局所化する。 |
| RTO/RPO 設計(Pro)RTO/RPOARCH | 復旧時間と復旧時点の目標を定める | 復旧時間と復旧時点の目標を定める。許容停止と損失から構成を逆算する。 |
| DRG v2Dynamic Routing Gateway v2NET | VCNやオンプレ接続を集約するルータ | VCNやオンプレ接続を集約する次世代ルータ。多数の接続を効率的に束ねる。 |
| ローカルピアリングゲートウェイ(Pro)LPGNET | 同一リージョンのVCNを接続する | 同一リージョンのVCN同士を接続するGW。内部通信に使う。 |
| Vault と鍵管理(Pro)Vault / KMSSEC | 暗号鍵とシークレットを集中管理する | 暗号鍵とシークレットを集中管理する。鍵のローテーションや権限分離を担う。 |
| セキュリティゾーン(Pro)Security ZonesSEC | 安全な構成を強制するポリシー領域 | 安全な構成を強制するポリシー領域。逸脱した操作を拒否する。 |
| IAMポリシー設計(Pro)IAM Policy DesignSEC | コンパートメント単位で権限を設計する | コンパートメント単位で権限を設計する。最小権限と統制を両立させる。 |
| Data GuardData GuardDB | スタンバイDBで災害復旧を行う | スタンバイDBへ複製し災害復旧する技術。フェイルオーバーを担う。 |
| Autonomous Database(Pro)Autonomous DBDB | 自律的に運用される高性能DB | 自律的に運用される高性能DB。パッチや調整を自動化する。 |
| ブロックボリューム性能レベル(Pro)Volume PerformanceSTO | コスト/性能の性能区分を選ぶ | コストと性能の区分を選ぶ。Balanced/Higher等から要件で決める。 |
| File Storage 設計File StorageSTO | 共有ファイルの可用性を設計する | 共有ファイルの可用性を設計する。複数VMからの共有要件を満たす。 |
| オートスケーリング(Pro)AutoscalingCOMP | プールの台数を指標やスケジュールで自動増減する | 指標やスケジュールで台数を増減する。負荷変動に追従しコストを抑える。 |
| Resource Manager(IaC)Resource ManagerOPS | TerraformでOCI構成を管理する | TerraformでOCI構成を管理する。宣言的に環境を展開する。 |
| OCI Monitoring 設計MonitoringOPS | 収集するメトリクスとダッシュボードを設計する | メトリクスとアラームで監視する設計。重要指標に通知を仕込む。 |
| コンパートメント設計(Pro)Compartment DesignARCH | リソースを論理分離し統制する | リソースを論理分離し統制する設計。権限と課金を整理する。 |
| セキュリティリスト設計Security ListNET | サブネット単位で通信を制御する | サブネット単位で通信を制御する設計。許可範囲を最小に保つ。 |
| サービスゲートウェイ設計Service GatewayNET | OCIサービスへ閉域で接続する | OCIサービスへ閉域で接続する設計。インターネットを経由しない。 |
| 動的グループ(Pro)Dynamic GroupSEC | 条件に合うリソースをまとめる | 条件に合うリソースを束ねるグループ。インスタンスへ権限を与える。 |
| フェデレーション(Pro)FederationSEC | 外部IDでOCIにアクセスさせる | 外部IDでOCIにアクセスさせる連携。既存IDでSSOする。 |
| Autonomousスケーリング(Pro)ADB Auto ScalingDB | 負荷に応じCPU/容量を増減する | 負荷に応じCPUや容量を自動増減する。需要変動に追従する。 |
| ボリュームバックアップポリシー(Pro)Backup PolicySTO | 定期バックアップの方針を定める | 定期バックアップの頻度と保持を定める。復元に備える。 |
| 事前認証要求(PAR)Pre-authenticated RequestSTO | 期限つきでオブジェクトに一時アクセス | 期限つきでオブジェクトに一時アクセスを許すURL。認証なしで限定共有する。 |
| アラーム設計(Pro)Alarm DesignOPS | 閾値と通知先を決めてアラームを構成する | 重要指標に通知を設定する設計。障害の早期検知に使う。 |
マルチVCN/トランジット・クロスリージョンDR・自動化・観測性の発展レベル。 ※ 収録57語のうち24語を抜粋して掲載しています。
| QUESTION | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| Active-Active 設計Active-ActiveARCH | 両系を同時稼働させる構成 | 両系を同時稼働させる構成。高可用性だが整合設計が要る。 |
| ランディングゾーン(Pro)Landing ZoneARCH | 安全な初期コンパートメント/ネットワーク基盤の型 | 安全な初期マルチアカウント基盤の型。準拠した環境を素早く作る。 |
| FastConnect 冗長設計FastConnect RedundancyNET | 専用線を冗長化し可用性を確保する | 専用線を冗長化して可用性を確保する。単一回線障害に備える。 |
| VTAPVirtual Test Access PointNET | 通信を複製して検査へ流す | 通信を複製して検査へ流す機能。侵入検知や解析に使う。 |
| 顧客管理キー(OCI Pro)Customer-Managed KeysSEC | 顧客が管理する暗号鍵 | 顧客が管理する暗号鍵(CMK)。鍵の制御を自社に置く。 |
| WAF設計(OCI Pro)Web Application FirewallSEC | Webアプリ攻撃を遮断する | Webアプリ攻撃を遮断する設計。SQLi等のルールを構成する。 |
| RACReal Application ClustersDB | 複数ノードでDBを冗長化する | 複数ノードでDBを冗長化するクラスタ技術。可用性とスケールを高める。 |
| ADB 専用/共有(Pro)ADB Dedicated/SharedDB | 専有/共有の提供形態 | 専有/共用インフラの提供形態。隔離要件で選ぶ。 |
| ストレージのバックアップ戦略Backup StrategySTO | RTO/RPOに沿う保護方針 | RTO/RPOに沿う保護方針。頻度と保持を設計する。 |
| クラスタネットワーク(HPC)Cluster NetworkCOMP | 低遅延でVM群を結ぶHPC構成 | 低遅延でVM群を結ぶHPC構成。並列計算に使う。 |
| 専用VMホスト(Pro)Dedicated VM HostCOMP | 物理ホストを占有して使う | 物理ホストを専有してVMを動かす。隔離やライセンス要件に対応する。 |
| Operations InsightsOperations InsightsOPS | 性能と容量を分析し最適化する | 性能と容量を分析し最適化する。リソース計画に役立てる。 |
| イベントと通知(Pro)Events/NotificationsOPS | イベント起点で自動対処する | イベント起点で自動対処する。検知から処理までを連携する。 |
| 予算とコスト管理(Pro)Cost GovernanceARCH | 予算と使用量を統制する | 予算と使用量を統制する。超過アラートで暴走を防ぐ。 |
| NATゲートウェイ設計(Pro)NAT GatewayNET | 私的サブネットの外向き通信を仲介 | 私的サブネットの外向き通信を仲介する。受信は開けず安全に外部接続する。 |
| パブリック/予約済みIP設計IP DesignNET | 一時/固定の公開IPを使い分ける | 一時IPと固定IPを使い分ける設計。付け替え要件で選ぶ。 |
| VaultシークレットVault SecretsSEC | パスワード等を安全に保管する | パスワード等を安全に保管する。コードへの直書きを避ける。 |
| MySQL HeatWave(Pro)HeatWaveDB | 分析も高速なMySQLサービス | 分析も高速なMySQLサービス。OLTPと分析を1基盤で行う。 |
| Exadataスケーリング(Pro)Exadata ScalingDB | 計算/ストレージを拡張する | 計算やストレージを拡張する。負荷増に応じ能力を増やす。 |
| File Storageスナップショット(Pro)FSS SnapshotSTO | 共有ファイルの世代を保持する | 共有ファイルの世代を保持する。誤削除から復元できる。 |
| レプリケーションポリシー(Pro)Replication PolicySTO | 複製の方針を定める | 複製の方針を定める設定。別リージョンへの自動複製を構成する。 |
| OS Management(Pro)OS ManagementCOMP | OSパッチを一元管理する | OSのパッチを一元管理する。更新を統制し脆弱性を抑える。 |
| OKE仮想ノード(Pro)OKE Virtual NodesCOMP | サーバレスでPodを動かすノード | サーバレスでPodを動かすノード。ノード管理を不要にする。 |
| Stack Monitoring(Pro)Stack MonitoringOPS | アプリ階層全体を監視する | アプリ階層全体を監視する。階層をまたいで可視化する。 |
上記は収録内容の抜粋です。全96語はドリルを開始すると順に出題されます。
Oracle Cloud の最上位設計資格 OCI Architect Professional(1Z0-997) で問われる高度な設計用語を、頻出と発展の2レベルにまとめています。Associate合格後の設計力の底上げと、模試・ハンズオンの合間の復習補助を想定しています。
Professionalは可用性・耐障害性・コストを両立する設計判断が中心です。用語を役割と適用条件まで押さえておくと、提案書レビューや移行設計の精度が上がります。
OCI Architect Professional はプロフェッショナルレベルの試験です。Associateより踏み込み、マルチVCN・DR・高度なセキュリティ・大規模DBの設計を問います。シナリオ問題中心です。Associate合格を前提に挑むのが効率的です。
本ドリルで設計用語を地固め。DRG v2・トランジットルーティング・複数VCNのハブ&スポーク構成をここで固めます。
HA/DR(クロスリージョン・Full Stack DR)、Vault/セキュリティゾーン、Exadata/Data Guardを手を動かして確認します。
公式模試+Udemy模試で5回以上。誤答は「なぜ他の選択肢が不適切か」まで言語化します。
STEP 3で挙げた模試はここから探せます。DRG v2やFull Stack DRなど日本語情報が少ない領域も、講座なら構成図つきで追えるのが利点です。Udemyは年に何度もセールを開催しており、セール中は多くの講座が数千円台になります。
Udemyで講座・模試を見る →Professionalは用語知識に加え、可用性・コスト・運用負荷のトレードオフを踏まえた設計判断が問われます。用語が曖昧だと、構成パターンの比較で手が止まります。
用語の即答化に加え、ネットワークとDRの構成パターンを繰り返し確認するのが効果的。範囲が広いので平日10分の分散学習で継続するのが向いています。
OCI Architect Professionalは、マルチVCN・クロスリージョンDR・高度セキュリティ・大規模DBといった上位設計を問います。Associateの構成知識を前提に、可用性と災害対策の引き出しが要ります。
トランジットルーティングとハブ&スポーク、クロスリージョンDRとデータガード、ローカルピアリングとリモートピアリング、専有DBの拡張構成。
Architect AssociateがOCIの個々のサービスを正しく理解しているかを問うのに対し、Professionalは複数サービスを組み合わせた設計・移行・運用の判断を問います。可用性ドメインをまたぐ冗長化、リージョン間のディザスタリカバリ、オンプレからの移行経路――シナリオが長くなり、1問に登場する用語の数も倍増します。
Associate合格から間を空けすぎると基礎用語の想起が鈍り、長文が読めなくなります。連続受験か、このドリルでの定期的な反復で記憶を維持してから挑むのが得策です。
コンパートメント(AWSのアカウント分割に近いが同一テナンシー内)、可用性ドメインとフォールトドメイン(AZより細かい二層構造)、動的グループ――OCIには他クラウドの知識がそのまま流用できない固有概念があります。Professionalではこの固有概念を前提にした設計問題が増えるため、「AWSで言えば○○」という翻訳だけで乗り切るのは危険です。固有用語は固有のまま覚え直すのが結局最短です。
試験で繰り返し問われるのは、FastConnectとVPN、ローカルピアリングとリモートピアリング、トランジットルーティングといった接続系の用語です。どの接続方式をどの要件(帯域・暗号化・リージョン間)で選ぶかが定番の出題パターン。接続系用語を対で判別する練習を、このドリルの4択で毎日積んでください。