PMI PMP の知識問題で問われる用語160語を、PMBOK7 ベースのフラッシュ暗記で。
PMP 知識ドリルに収録している語をレベル別に掲載します。ドリルでは以下の語を4択形式で出題し、正解後に意味・補足を表示します。全160語のうち代表的なものを抜粋しました。
PMBOK 7・12原則・8パフォーマンスドメイン・ライフサイクル・倫理規定まで頻出100語。PMP知識問題の基盤。 ※ 収録100語のうち24語を抜粋して掲載しています。
| QUESTION | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| PMBOK 7Project Management Body of Knowledge 7thPMBOK | 2021年発行の第7版(現行は2025年11月発行の第8版)別訳:PMBOK7 | 原則と8つのパフォーマンスドメインを軸に再構成された第7版。プロセス中心の第6版との違いが問われやすい。 |
| プロジェクトマネジメントProject ManagementPMBOK | プロジェクト目標達成のための知識・技能・ツール適用別訳:PM | 目標達成のため知識・技能・ツールを適用する活動。QCD(品質・コスト・納期)の調整が中核。 |
| ステークホルダーエンゲージメントStakeholder EngagementPMBOK | 関係者を関与させる別訳:ステークホルダ関与 | 関係者を積極的に関与させる原則。情報共有でなく双方向の関与である点が要点。 |
| テーラリングTailoringPMBOK | プロジェクト特性に応じた手法調整別訳:テーラリング | プロジェクト特性に合わせ手法を調整すること。第7版で特に重視される考え方。 |
| 適応性とレジリエンスAdaptability and ResiliencyPMBOK | 変化への対応力と回復力別訳:適応性 | 変化への適応力と障害からの回復力を備える原則。アジャイルの考え方と親和的。 |
| チーム・パフォーマンスTeam Performance DomainPMBOK | チームの能力発揮ドメイン別訳:チームパフォーマンス | チームが能力を発揮できる環境を作るドメイン。リーダーシップ原則と対応する。 |
| 予測型Predictive ApproachLC | ウォーターフォール型別訳:予測型 | 要件を固め順に進めるウォーターフォール型。変更が少ない案件に向く点が問われる。 |
| ハイブリッド型Hybrid ApproachLC | 予測型と適応型の組合せ別訳:ハイブリッド型 | 予測型と適応型を組み合わせた進め方。部分的にアジャイルを取り入れる場面で使う。 |
| XP(PMP)Extreme ProgrammingLC | 技術プラクティス重視のアジャイル別訳:XP | ペアプロやTDDなど技術プラクティス重視のアジャイル。品質作り込みが特徴。 |
| FDDFeature Driven DevelopmentLC | フィーチャー単位で開発別訳:FDD | フィーチャー(機能)単位で計画・開発する手法。設計と構築を機能ごとに回す。 |
| ステークホルダ・レジスタStakeholder RegisterSTKH | 関係者の一覧文書別訳:Stakeholder Register | 関係者の情報・関心・影響を記す文書。分析結果を記録・更新する台帳。 |
| RAMResponsibility Assignment MatrixSTKH | 作業と要員の対応を示す責任分担表の総称別訳:RAM | 作業と要員の対応を示す責任分担マトリクス。RACIはその一形態である。 |
| コーチングCoachingSTKH | 個人能力開発の支援別訳:コーチング | 問いかけで本人の気づきと成長を促す。答えを教えるメンタリングと区別する。 |
| 文化的多様性Cultural DiversitySTKH | 多様な文化を尊重別訳:文化的多様性 | 多様な価値観・慣習を尊重する姿勢。グローバルチーム運営で問われる。 |
| ワークパッケージWork PackageSCH | WBSの最下位要素別訳:ワークパッケージ | WBS最下位で見積り・管理が可能な単位。これ以上は分解しない。 |
| クリティカルチェーンCritical ChainSCH | 資源制約を考慮した経路別訳:CC | 資源制約を考慮した経路にバッファを置く手法。CPMとの違いが問われる。 |
| ガントチャート(PMP)Gantt ChartSCH | スケジュールの棒グラフ別訳:ガントチャート | 作業を横棒で時系列表示する図。依存関係はネットワーク図で補う。 |
| コスト・ベースラインCost BaselineSCH | 承認済みの時間軸つきコスト計画(EVMのPVの基準)別訳:Cost Baseline / 予算ベースライン(非標準表記) | 承認済みの時間軸つきコスト計画。EVMの基準(PV)として使う。 |
| 品質マネジメント計画Quality Management PlanQUAL | 品質確保の計画書別訳:QM計画 | 品質目標と達成手順を定める計画書。保証と管理の方針を含む。 |
| 特性要因図Cause and Effect DiagramQUAL | 原因分析の図別訳:フィッシュボーン | 結果の原因を魚骨状に整理する図。フィッシュボーン/石川図とも呼ぶ。 |
| 定性的リスク分析Qualitative Risk AnalysisRISK | 発生確率・影響度で評価別訳:定性的リスク | 発生確率と影響度で優先順位を付ける分析。主観的・迅速に絞り込むのが目的。 |
| 実費償還契約Cost Reimbursable ContractPMBOK | 実費+手数料別訳:CR契約 | 実費に手数料を加えて支払う契約。スコープ不確実な場合に使う。 |
| 責任ResponsibilityETH | コミットメント遵守別訳:責任 | 自らの決定と結果に責任を持つ価値。コミットメントの遵守を含む。 |
| 利益相反Conflict of InterestETH | 利害関係の衝突別訳:COI | 私的利益が職務判断を歪める状況。速やかな開示と回避が求められる。 |
EVM(出来高管理)・スケジュール/見積り技法・リスク対応・調達契約・品質ツール・アジャイル実務・統合変更管理まで発展60語。 ※ 収録60語のうち24語を抜粋して掲載しています。
| QUESTION | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| PVPlanned ValueEVM | 計画した作業の予算額別訳:PV | ある時点で計画上完了しているはずの作業の予算。出来高(EV)と比べ進捗を測る基準になる。 |
| ACActual CostEVM | 実際に発生したコスト別訳:AC | 完了作業に実際かかった費用。EVと比べてコスト効率(CPI)を判断する。 |
| CPICost Performance IndexEVM | コスト効率 EV÷AC別訳:CPI | 1未満は予算超過を意味する。EAC(完成時予測)算出の基礎になる。 |
| EACEstimate At CompletionEVM | 完成時総コスト予測別訳:EAC | 現状効率が続く前提ならBAC÷CPIで概算する。BAC(当初予算)との差で超過幅を見る。 |
| TCPITo Complete Performance IndexEVM | 残予算で完成に必要な効率別訳:TCPI | (BAC−EV)÷(BAC−AC)で算出する。1超なら今後さらに高効率が必要を意味する。 |
| 開始-開始関係Start to StartSCHTECH | 先行開始で後続も開始できる依存別訳:SS | 並行作業の表現に使う関係。FF/SFと合わせ4種類を区別する。 |
| パラメトリック見積りParametric EstimatingSCHTECH | 単位あたり実績×数量で見積る別訳:パラメトリック見積り | 過去データの統計的関係を使う。類推見積りより精度が高いことが多い。 |
| ボトムアップ見積りBottom-up EstimatingSCHTECH | 下位要素を積み上げて見積る別訳:ボトムアップ見積り | WBSの細部から集計するため精度が高い。時間と労力がかかる。 |
| リスク軽減MitigateRISKADV | 脅威の確率や影響を下げる戦略別訳:リスク軽減 | 発生前に手を打ち被害を抑える。回避(ゼロ化)との程度の違いを押さえる。 |
| 二次リスクSecondary RiskRISKADV | リスク対応により新たに生じるリスク別訳:二次リスク | 対応策の副作用として現れる。残存リスクとの違いが問われる。 |
| 決定木分析Decision TreeRISKADV | 選択肢をEMVで比較する図別訳:決定木分析 | 不確実下の意思決定を金額で評価する。期待金額が最大の枝を選ぶ。 |
| 完全定額契約Firm Fixed PricePROC | 金額固定で超過は売手負担の契約別訳:FFP | スコープ明確時に使う売手リスク型。買手のコストリスクが小さい。 |
| コスト加算インセンティブ契約CPIFPROC | 実費に成果連動報奨を加える契約別訳:CPIF | コスト削減を売手と分担する。配分比率(シェアレシオ)が問われる。 |
| 見積依頼書RFQPROC | 価格見積りを求める調達文書別訳:RFQ | 仕様が明確な購買で使う。RFPより簡易である。 |
| ヒストグラムHistogramQUALTOOL | 数値分布を柱状で示す図別訳:ヒストグラム | ばらつきの形を把握する。時系列の管理図とは目的が異なる。 |
| チェックシートCheck SheetQUALTOOL | データ収集を集計しやすくする表別訳:チェックシート | 発生件数を数えるのに使う。パレート図の入力データになる。 |
| 是正処置Corrective ActionQUALTOOL | 発生した不適合を正す処置別訳:是正処置 | 起きた問題への対応。予防処置(未然防止)と区別する。 |
| プロダクトバックログProduct BacklogAGILEADV | 優先順位付けされた要求一覧別訳:プロダクトバックログ | プロダクトオーナーが管理する。スプリントバックログの供給源になる。 |
| ベロシティVelocityAGILEADV | 1スプリントの完了量の実績別訳:ベロシティ | 将来の計画に使う経験的指標。チーム間比較には使わない。 |
| デイリースタンドアップDaily StandupAGILEADV | 毎日の短時間同期ミーティング別訳:デイリースタンドアップ | 15分以内で計画を調整する。進捗報告会ではない点が要点。 |
| プロダクトオーナーProduct OwnerAGILEADV | 価値最大化に責任を持つ役割別訳:プロダクトオーナー | バックログの優先順位を決める。スクラムマスターと役割が異なる。 |
| 統合変更管理Integrated Change ControlINTEG | 変更要求を審査しベースラインへ反映するプロセス別訳:統合変更管理 | ベースライン変更は必ずここを通す。承認前に着手しない点が要点。 |
| 教訓登録簿Lessons Learned RegisterINTEG | 得た教訓を記録・活用する文書別訳:教訓登録簿 | プロジェクト中から継続更新する。組織のプロセス資産になる。 |
| プッシュ型コミュニケーションPush CommunicationINTEG | 送り手から特定相手へ一方向で送る別訳:プッシュ型コミュニケーション | メールや報告書が例。到達はするが理解は保証されない。 |
上記は収録内容の抜粋です。全160語はドリルを開始すると順に出題されます。
PMI の PMP Knowledge Vocabulary Drill で問われる頻出用語を中心に、合計160語にまとめています。試験勉強の 最初の1〜2週間の語彙基盤づくり と、過去問演習の合間の 復習補助 としての利用を想定しています。
PMI の用語が分かっていると、提案書レビュー・要件定義・運用設計で会話の解像度が大きく変わります。資格を取らなくても、用語だけ押さえておくと損はしません。
PMP(Project Management Professional)は中級〜上級レベルに位置する試験です。
PMI主催のグローバル標準PM資格。Predictive(従来型)/Agile/Hybridの3アプローチを横断的に問います。180問・230分・合格点非公開(A/T/B評価)。
本ドリル160語でPMP独自用語(リスク許容度、デリバラブル、CCB、SOW等)を整理。PMBOK第7版は薄い分、原則ベースで読みにくいので、用語先行が効きます。
35時間分の公式トレーニング受講が受験要件。受講後は Cornelius Fichtner、PrepCast、Andrew Ramdayalなどの定番講座で補強。
PMPはとにかく模試の量が物を言います。Tutorials Dojo、Pocket Prep、PrepCastなどで合計1500〜2000問が目安。
PMPは受験要件として35コンタクトアワーの公式トレーニングが必要で、Udemyにも要件に対応した講座が出品されています。受講後の仕上げには定番の模擬試験セットを。Udemyは年に何度もセールを開催しており、セール中は多くの講座が数千円台になります。
Udemyで講座・模試を見る →PMPはプロジェクトマネジメントの国際資格で、用語暗記よりも「状況設問でベストな対応を選ぶ」判断力が中心です。近年はアジャイル/ハイブリッドの比重が高く、ピープル・プロセス・ビジネス環境の3領域から横断的に問われます。日本的な現場感覚で選ぶと不正解になりやすく、PMIの考え方に沿った判断が求められます。
膨大な用語を完璧に覚えるより、頻出の考え方を素早く想起できる状態を作る方が、長丁場の試験では効いてきます。
用語の即答化は土台。その上で「PMIならどう動くか」を過去問で体に入れるのが鍵。アジャイル用語と価値観を一問一答で固めると、状況設問の精度が上がります。社会人の時間配分は資格に時間を投じる前に決めることも参考に。
PMP(PMBOK第7版)は、原則・パフォーマンスドメイン・倫理を問う知識問題が土台です。プロジェクト管理の用語は日常語と紛らわしく、“管理上の定義”で覚え直すことが重要です。予測型とアジャイルの両方の文脈で問われます。
プロジェクトとプログラムとポートフォリオ、リスク(不確実)とイシュー(顕在化)、予測型と適応型(アジャイル)、CPIとSPI、検収と検証。
PMP学習者が最初にぶつかるのが、PMBOK特有の日本語訳です。「クラッシング」「ファストトラッキング」「コンティンジェンシー予備」――日常のプロジェクト現場では聞かない訳語が標準語彙として出題されます。実務経験が豊富な人ほど自己流の用語をPMBOK語彙に置き換える作業が必要で、ここを飛ばすと問題文の意味が取れません。用語ドリルはこの置き換え工程を最短化します。
現在のPMPは、従来の予測型(ウォーターフォール)に加えて、アジャイル・ハイブリッド型の出題が大きな割合を占めます。つまりスクラムのイベント名・ロール名(PMI-ACPで問われるような語彙)もPMPの暗記範囲です。「この状況でプロジェクトマネージャーは次に何をすべきか」というシチュエーション問題が主流のため、用語は「意味」だけでなく「使う場面」とセットで覚えてください。
PMPには実務経験に加えて公式の35時間研修(またはCAPM)が受験の前提になります。研修の受講から申請承認まで数週間かかることもあるため、学習開始と同時に段取りを進めるのが定石です。研修内容は概念中心なので、並行してこのドリルで用語の即答力を作っておくと、研修後すぐ模擬問題に入れます。