模試を受けた後の復習が偏差値の伸びを決めます。模試を受けっぱなしの受験生と、復習をシステム化している受験生では、半年で偏差値が10以上違うことも珍しくありません。鍵は「7日サイクル法」と呼ばれる復習スケジュールです。
本記事では、模試の復習に最適なノート術と、7日サイクルの組み方を整理します。
模試復習が伸びを決める理由
模試は「あなたの穴を可視化するツール」です。間違えた問題=あなたの穴。これを放置するか復習するかで、半年後の点数が決まります。
記憶研究では「分散学習+テスト効果」が定着率を最大化します。1度の復習より、間隔をあけた7回の復習の方が3倍効きます。間違えた問題を1日後・3日後・7日後・14日後・30日後に再確認すると、本番までに完全に定着します。
7日サイクル法の全体像
| 日 | 行うこと |
|---|---|
| 模試当日 | 記憶が新しいうちに自己採点+ミスのカテゴリ分け |
| +1日 | 間違えた問題の再演習+解説精読 |
| +3日 | 記憶が定着し始める日。再テスト |
| +7日 | 間違えた問題を解き直し、ノートに書き込む |
| +14日 | 類題を別教材から探して解く |
| +30日 | 最終確認。完全に定着しているか確認 |
復習ノートの3つのフォーマット
1「設問+自分の答え+正解+解説要点」の4列ノート
1問につき1ページ。左:設問/中:自分の答えと正解/右:解説の要点。視覚的に整理される。
2「ミスのカテゴリ」ラベル
各問題に「単語不足/文法ミス/読解ミス/時間切れ」のラベル。3か月後に何が穴か一目で見える。
3「次に取るべき行動」を1行で
各問題の最後に「ターゲット p.50に戻る」「Vintage 第3章を再演習」のような具体的な次の行動を1行で。これが行動に繋がる。
復習でやりがちな失敗
NG① / 模試当日に復習しない
模試当日の記憶が一番新しい。当日復習を飛ばすと7日後の効率が半減。当日に最低30分は確保。
NG② / 解説を読んだだけで終わる
解説を読む≠覚える。必ず別の紙に書き出して、声に出して説明できる状態にする。
NG③ / 全問題を完璧に復習しようとする
時間が足りない。「あと1問正解できればよかった」レベルの問題を優先。難問は捨てる選択も大事。
7日サイクルを継続する3つのコツ
1カレンダーに復習日を予約
模試当日に+1日/+3日/+7日/+14日/+30日のカレンダーに「復習」と書く。事前予約で必ず実行する仕組み。
2科目を分ける
1日全科目復習はキツい。+1日=英語、+3日=数学、+7日=国語のように分散。
3復習時間を1日30分に固定
長すぎず短すぎず。30分×6回=3時間で1模試の復習が完結。これくらいなら継続できる。
模試の復習に使う教材
復習の教材は「自分が普段使っている教材」に戻ること。新しい教材を買って復習するのは時間の浪費。模試で見つかった穴をターゲット1900・Vintage・チャート式などで埋め直すのが王道です。
学習者からよくある質問
1模試あたり3〜5時間を7日サイクルで分散。一気に5時間取ろうとすると挫折。30分×10回が現実的。
結果より「何を間違えたか」に集中。点数は変えられないが、間違えた問題の復習は変えられる。気持ちを切り替えるのが復習の最初のステップ。
OK。NotionやGoogle Keepでもよい。ただし手書きの方が定着率が高いという研究もある。書く>タイピング。
📦 この記事で紹介した教材
まとめ
本記事の要点は3つです。
- 模試は穴を可視化するツール。受けっぱなしは半年で10偏差値の差を生む。
- 7日サイクル:当日/+1/+3/+7/+14/+30日の6回復習で完全定着。
- 復習用の新しい教材は買わない。普段使っている教材に戻して穴を埋める。
模試の単語の穴は、本サイトの 5秒で答える英単語ドリル で日々の反復に組み込んで埋めるのが効率的です。

