PMI-ACP で問われるアジャイル用語100語を、原則・スクラム・カンバン・XP・大規模/価値指標まで横断でフラッシュ暗記。
PMI-ACP アジャイル用語ドリルに収録している語をレベル別に掲載します。ドリルでは以下の語を4択形式で出題し、正解後に意味・補足を表示します。全100語のうち代表的なものを抜粋しました。
アジャイル原則・スクラム・カンバン・リーン・XP・見積り・メトリクスまで頻出60語。PMI-ACPの基盤。 ※ 収録60語のうち24語を抜粋して掲載しています。
| QUESTION | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| アジャイルマニフェストAgile ManifestoMIND | 4つの価値と12原則を示す宣言別訳:アジャイルマニフェスト | 2001年に提唱された価値観の宣言。プロセスより人、計画より変化対応を重んじる。 |
| 経験的プロセス制御Empirical ProcessMIND | 観察と実験で進める考え方別訳:経験的プロセス制御 | 透明性・検査・適応の3本柱からなる。予測型の事前計画主義と対照的。 |
| 継続的改善KaizenMIND | (カイゼン)小さな改善を継続的に積み重ねる文化別訳:継続的改善 | レトロスペクティブで仕組み化する。リーンの考え方とも通じる。 |
| 適応型計画Adaptive PlanningMIND | 変化に応じて計画を更新する別訳:適応型計画 | 段階的に詳細化し見直す。予測型の一括計画と対照的。 |
| スクラムScrumSCRUM | 反復的な代表的アジャイル枠組み別訳:スクラム | ロール・イベント・成果物の3要素で構成。経験的プロセスを実装する。 |
| スプリントプランニングSprint PlanningSCRUM | スプリントの計画を立てる会議別訳:スプリントプランニング | 何を作るかと進め方を決める。スプリント開始時に行う。 |
| レトロスペクティブRetrospectiveSCRUM | 進め方を振り返り改善する会別訳:レトロスペクティブ | プロセスの改善が目的。成果物確認のレビューと区別する。 |
| スクラムマスターScrum MasterSCRUM | プロセスを支援し障害を除く役割別訳:スクラムマスター | サーバントリーダーとして機能する。指示型PMとは異なる。 |
| インクリメントIncrementSCRUM | スプリントで完成した動く成果別訳:インクリメント | 完成の定義を満たした状態を指す。価値の積み増しになる。 |
| タイムボックスTimeboxSCRUM | 活動に固定の時間枠を設けること別訳:タイムボックス | 延長せず時間内で区切る。集中と意思決定を促す。 |
| WIP制限WIP LimitKANBAN | 仕掛り作業数の上限別訳:WIP制限 | 同時着手を抑え流れを良くする。ボトルネックを表面化させる。 |
| サイクルタイムCycle TimeKANBAN | 着手から完了までの時間別訳:サイクルタイム | チームの処理速度を示す。リードタイムの一部分。 |
| 累積フロー図CFDKANBAN | 各状態の件数推移を面で示す図別訳:CFD | 滞留やボトルネックを可視化する。リードタイム把握に使う。 |
| リーンLeanLEAN | ムダを排除し価値の流れを最適化別訳:リーン | トヨタ生産方式が起源。アジャイルの思想的土台の一つ。 |
| 制約理論Theory of ConstraintsLEAN | ボトルネックに着目し全体を改善別訳:TOC | 最も弱い工程が全体を律速する。WIP制限の根拠にもなる。 |
| エクストリームプログラミングExtreme ProgrammingXP | 技術プラクティス重視のアジャイル別訳:XP | ペアプロやTDDで品質を作り込む。短い反復で進める。 |
| 継続的インテグレーションCIXP | 変更を頻繁に統合・自動検証する別訳:CI | 早期に不具合を検出する。手戻りの肥大化を防ぐ。 |
| シンプル設計Simple DesignXP | 今必要な分だけ作る設計別訳:シンプル設計 | 過剰な作り込みを避ける。YAGNIの考え方と通じる。 |
| ストーリーポイントStory PointESTIMATE | 相対的な作業規模の見積り単位別訳:ストーリーポイント | 時間でなく相対サイズで見積る。プランニングポーカーで合意する。 |
| 相対見積りRelative EstimationESTIMATE | 基準と比べて大きさを見積る別訳:相対見積り | 絶対時間より速く安定する。ストーリーポイントの前提。 |
| エピックEpicESTIMATE | 大きく粗いユーザーストーリー別訳:エピック | 複数ストーリーに分割して扱う。リリース計画の単位になる。 |
| リリースプランニングRelease PlanningESTIMATE | 複数スプリントの提供計画を立てる別訳:リリースプランニング | 目標と範囲の見通しを共有する。固定でなく適応的に更新する。 |
| ベロシティVelocityMETRICS | 1スプリントの完了量の実績別訳:ベロシティ | 将来の計画に使う経験的指標。チーム間比較には使わない。 |
| バーンアップチャートBurnup ChartMETRICS | 完了量とスコープを示す図別訳:バーンアップチャート | スコープ変化も可視化できる。バーンダウンを補完する。 |
大規模アジャイル(SAFe/LeSS)・価値指標(WSJF/NPV)・技術(ATDD/CD/DevOps)・ファシリ・リーンスタートアップ・役割まで発展40語。 ※ 収録40語のうち24語を抜粋して掲載しています。
| QUESTION | 意味 | ポイント |
|---|---|---|
| SAFeScaled Agile FrameworkSCALE | 大規模アジャイルの代表的フレームワーク別訳:SAFe | 複数チームを整合させて運用する。ポートフォリオ〜チーム層を階層化する。 |
| LeSSLarge-Scale ScrumSCALE | スクラムを大規模に拡張する枠組み別訳:LeSS | 役割や成果物を増やさず薄く保つ。SAFeより軽量な思想を持つ。 |
| スクラムオブスクラムScrum of ScrumsSCALE | 複数チーム代表が同期する会議別訳:SoS | チーム間の依存と障害を調整する。大規模での連携手段。 |
| スケーリングScalingSCALE | 複数チームへ拡張すること別訳:スケーリング | 依存と整合の管理が課題になる。フレームワークで補う。 |
| MMFMinimum Marketable FeatureVALUE | 市場価値を生む最小の機能単位別訳:MMF | 早期に価値を届ける分割の考え方。MVPと近いが市場投入が前提。 |
| 狩野モデルKano ModelVALUE | 品質を魅力的/一元的/当たり前で分類別訳:カノーモデル | 顧客満足への寄与で機能を見極める。優先順位付けに使う。 |
| ROIReturn on InvestmentVALUE | 投資に対する利益の割合別訳:ROI | 価値駆動デリバリの判断材料。高い項目から着手する。 |
| 正味現在価値NPVVALUE | 将来の価値を現在価値に割り引いた総和別訳:NPV | プラスなら投資価値あり。案件選定の指標になる。 |
| 投資回収期間Payback PeriodVALUE | 投資を回収するまでの期間別訳:投資回収期間 | 短いほどリスクが低いとされる。価値判断の補助指標。 |
| 振る舞い駆動開発BDDTECH2 | 振る舞いを自然言語で記述し検証する別訳:BDD | Given-When-Thenで仕様を表す。ATDDを発展させた手法。 |
| 継続的デリバリContinuous DeliveryTECH2 | いつでもリリース可能に保つ仕組み別訳:CD | CIの先で自動化を進める。デプロイ判断のみ人が行う。 |
| テストピラミッドTest PyramidTECH2 | 単体多め・UI少なめのテスト構成別訳:テストピラミッド | 速く安定した自動テストを重視する。逆三角は非効率とされる。 |
| スパイクSpikeTECH2 | 不確実性を減らす調査用作業別訳:スパイク | 技術検証のため短時間で試す。見積り精度を上げる。 |
| 技術的負債Technical DebtTECH2 | 後回しにした設計・品質の借金別訳:技術的負債 | 放置すると改修コストが膨らむ。リファクタリングで返済する。 |
| KPTKeep Problem TryFACIL | 続ける・課題・試すで振り返る手法別訳:KPT | レトロスペクティブの定番フォーマット。改善を具体化する。 |
| こぶし投票Fist of FiveFACIL | 指の本数で合意度を示す手法別訳:Fist of Five | 素早く合意形成の度合いを測る。低評価は議論のきっかけ。 |
| ドット投票Dot VotingFACIL | シールで優先度を投票する手法別訳:ドット投票 | 多数の選択肢を素早く絞る。ワークショップで使う。 |
| リーンスタートアップLean StartupLEANSTARTUP | 仮説検証で素早く学ぶ事業手法別訳:リーンスタートアップ | 構築-計測-学習を高速に回す。アジャイルと相性が良い。 |
| ピボットPivotLEANSTARTUP | 検証結果に基づく方向転換別訳:ピボット | 学びを受け戦略を変える。固執を避ける考え方。 |
| 構築-計測-学習Build-Measure-LearnLEANSTARTUP | 作り測り学ぶ反復ループ別訳:構築-計測-学習 | リーンスタートアップの中核サイクル。学習速度を最大化する。 |
| イノベーション会計Innovation AccountingLEANSTARTUP | 学びの進捗を測る評価方法別訳:イノベーション会計 | 売上前でも前進を可視化する。リーンスタートアップの指標。 |
| チームファシリテーターTeam FacilitatorROLES2 | 対話と意思決定を促す役割別訳:チームファシリテーター | 会議や合意形成を円滑にする。中立的に進行する。 |
| ドメインエキスパートDomain ExpertROLES2 | 業務領域の専門知識を持つ人別訳:ドメインエキスパート | 要求の妥当性を支える。プロダクトオーナーを補佐する。 |
| ステークホルダーStakeholderROLES2 | 成果に利害を持つ関係者別訳:ステークホルダー | 要求やフィードバックの源になる。エンゲージメントが重要。 |
上記は収録内容の抜粋です。全100語はドリルを開始すると順に出題されます。
PMI-ACP(PMI Agile Certified Practitioner)で問われるアジャイル用語100語を頻出60+発展40の2レベルにまとめています。アジャイル原則・スクラム・カンバン・リーン・XP・見積り・メトリクスを横断し、試験勉強の語彙基盤づくりと過去問演習の合間の復習に使えます。
アジャイル用語が分かると、チーム運営・見積り・ふりかえりの会話の解像度が上がります。資格を取らなくても、用語を押さえるだけで日々の進め方が変わります。
PMI-ACP はアジャイル実務寄りの認定です。
スクラムだけでなくカンバン・リーン・XP まで広く問われ、特定手法に偏らない横断知識が必要です。120問・採点100問で、状況に応じた最適な振る舞いを問われます。
本ドリル100語でアジャイル用語(ベロシティ、WIP制限、完成の定義、TDD等)を即答化。アジャイルマニフェストと12原則を最初に押さえます。
受験には実務経験とアジャイル研修の contact hours が必要です。研修受講で範囲を一気に学び、用語の意味を実務と結びつけます。
状況設問に慣れるため模試を反復。スクラム・カンバン・XP の使い分けを体に入れます。
受験要件のcontact hoursに対応した講座と、状況設問に慣れるための模擬試験が揃います。スクラム・カンバン・XPの使い分けを問う問題は、解説付きで数をこなすのが確実です。Udemyは年に何度もセールを開催しており、セール中は多くの講座が数千円台になります。
Udemyで講座・模試を見る →PMI-ACP はアジャイルの価値観と複数手法の横断知識を問います。用語の即答化を土台に、「アジャイルならどう動くか」を過去問で体に入れるのが鍵です。社会人の時間配分は資格に時間を投じる前に決めることも参考に。
PMI-ACPは、スクラム・カンバン・XPなど複数のアジャイル手法を横断的に問います。似た指標や成果物の“どの手法のものか”を取り違えないことが要点です。
スクラムとカンバン、ベロシティ(見積り消化)とスループット(実完了)、プロダクトバックログとスプリントバックログ、リードタイムとサイクルタイム。
アジャイル系の資格で比較されるのが、PMI-ACPとスクラムマスター系(CSM・PSM)です。スクラムマスター資格が「スクラム」という単一フレームワークの深掘りなのに対し、PMI-ACPはスクラム・カンバン・XP・リーンを横断する幅の資格です。複数手法の用語が並ぶぶん暗記量は多くなりますが、現場でフレームワークを混合して使う実態には最も近い試験です。
PMPを既に持っている、またはこれから取る人にとっては、PMI共通の申請システム・PDU管理をそのまま使える点も実務的なメリットです。
PMI-ACPには一般プロジェクト経験に加えてアジャイルプロジェクトの実務経験の申請が必要です。経験時間の集計と職務記述の英文作成に想像以上に時間がかかるため、学習開始と同時に申請準備を進めるのが定石です。監査(audit)に当たると証明書類の提出も求められます。
申請が済んでからの学習期間は1〜2ヶ月が目安。用語暗記→模擬問題→弱点分野の再暗記、という順番で回せば、実務経験がスクラム中心でもカンバンやリーンの問題に対応できるようになります。
この試験の用語には、現場によって訳語が揺れるものが多くあります。ベロシティ、レトロスペクティブ(振り返り)、プロダクトバックログ、WIP制限――カタカナのまま定着した語と、日本語訳で覚えている語が混在していると、問題文の言い換えに反応できません。
対策は、英語名と日本語訳をペアで想起する練習です。このドリルは訳語・言い換えを含めて5秒で答える形式なので、表記ゆれへの耐性がそのまま身につきます。