アジャイル開発はいまや業種を問わず主流の進め方になり、それを体系的に証明できるのがPMI-ACPです。プロジェクトマネージャーの平均年収は約891万円とされ、DXや新規事業でアジャイルを回せる人材の需要は高水準。PMI-ACPはPMI認定として国際的に通用し、スクラムだけに偏らない横断知識を示せるのが強みです。PMPと組み合わせると予測型・適応型の両面をカバーできます。
PMI-ACP(PMI Agile Certified Practitioner)は、米PMIが認定するアジャイル実務の国際資格です。スクラムに限らずカンバン・リーン・XPまで横断的に問われ、特定手法に偏らない知識と価値観が求められます。試験はシナリオ中心ですが、用語・プラクティスの役割を即答できる土台があるほど、状況設問を素早く正しく読み解けます。この記事では試験概要・出題範囲・受験資格・勉強時間・5秒で答える用語ドリルでの土台づくり・教材と講座・受験のコツ・PMPとの違いまで、合格までの最短ルートを順番に示します。
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この記事でわかること
- PMI-ACP(アジャイル認定)の出題範囲と試験形式──何が、どう問われるか
- 受験資格(実務経験+アジャイル研修)と費用の目安
- スクラム・カンバン・XP横断の頻出用語の覚え方と、5秒ドリルでの土台づくり
- 教材・講座の選び方と、PMPとの違い・取る順番
なぜ用語の暗記から始めるのか──状況設問も、プラクティスや用語の役割を即答できることが前提になるからです。だから本記事は「用語の土台→研修・講座で仕上げ」の順で進めます。
→ なぜ「思い出す」練習で定着するのか(テスト効果の科学)
PMI-ACPとは|アジャイルの国際認定
PMI-ACPは、複数のアジャイル手法を横断して実務に適用できる力を国際的に証明する資格です。スクラム単独の認定より範囲が広く、価値観と複数手法の理解が問われます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 資格名 | PMI-ACP(PMI Agile Certified Practitioner)/米PMI認定 |
| レベル | アジャイル実務の国際資格 |
| 試験形式 | 120問(採点100問・20問は予備)。状況設問中心 |
| 出題範囲 | アジャイル原則/スクラム・カンバン・リーン・XP/見積り・メトリクス |
| 受験資格 | 一般のプロジェクト実務経験+アジャイル実務経験+アジャイル研修(contact hours) |
| 特徴 | 特定手法に偏らない横断知識を問う。PMPの適応型版とも言える |
PMI-ACPの山場は「手法に偏らない横断知識」です。スクラム・カンバン・リーン・XPの使い分け、ベロシティやWIP制限の正しい用途を即答できるかが、状況設問の正答率を分けます。
PMI-ACPの出題範囲
大きく次の領域から出題されます。原則とマインドを土台に、複数手法とメトリクスを横断的に押さえるのが定石です。
| 領域 | 扱う内容 |
|---|---|
| アジャイル原則・マインド | マニフェスト・12原則・経験的プロセス・自己組織化 |
| スクラム | ロール・イベント・成果物・完成の定義 |
| カンバン・リーン | WIP制限・フロー・ムダ排除・プル型 |
| XP・技術プラクティス | TDD・CI・ペアプロ・リファクタリング |
| 見積り・メトリクス | ストーリーポイント・ベロシティ・バーンダウン |
受験資格と費用
PMI-ACPは一般のプロジェクト実務経験に加え、アジャイル実務経験とアジャイル研修(contact hours)が必要です。費用や要件は改定されることがあるため、最新情報はPMI公式で確認しましょう。
勉強時間の目安と進め方
目安は60〜100時間。「用語の土台→研修・講座で範囲を学ぶ→模試で仕上げ」の3段で積み上げると効率的です。
5秒で答える用語ドリルでアジャイル用語の土台づくり
受験要件のアジャイル研修(contact hours)を満たす講座で範囲を学ぶ
状況設問に慣れ、手法の使い分けを体に入れる
頻出用語の暗記法
状況設問も、土台は用語とプラクティスの即答力です。次の3点を意識すると定着します。
1手法でなく価値観で覚える
各プラクティスを「なぜやるか(価値)」で束ねると、初見の状況設問でも正解の方向を選べます。
2似た用語をペアで区別
リードタイムとサイクルタイム、レビューとレトロなど、混同しやすい対を一問一答で固めます。
3メトリクスは用途で覚える
ベロシティは計画用・比較に使わない等、指標の正しい使い方と誤用をセットで押さえます。
独学の教材・講座の選び方
PMI-ACP専用書で範囲を押さえ、アジャイル定番書で価値観を深めるのが王道。受験要件の研修はオンライン講座で満たすのが効率的です。
やりがちな失敗
NG①:スクラムだけを勉強する
カンバン・リーン・XPからも出ます。特定手法に偏ると失点します。
NG②:指示命令で解く
「最も適切」を選ぶ試験。自己組織化やサーバントリーダーシップを促す選択が正解になりやすい。
NG③:メトリクスを誤用する
ベロシティでチームを比較する等は誤り。指標の正しい用途を押さえます。
PMI-ACP学習でよくある質問
予測型中心の現場ならPMP、アジャイル中心ならPMI-ACPが先。両方取ると予測型・適応型を横断でき、ハイブリッド案件に強くなります。用語ドリルはどちらにも使えます。
一般のプロジェクト経験とアジャイル実務経験、加えてアジャイル研修が必要です。最新の受験要件はPMI公式で確認してください。用語ドリルは要件充足前から始められます。
アジャイル実務経験により幅がありますが、目安は60〜100時間。用語の即答化を先に終えると、状況設問の演習が楽になります。
まとめ
- PMI-ACPはスクラム・カンバン・リーン・XPを横断する国際アジャイル認定。
- 受験には実務経験+アジャイル研修が必要。最新要件はPMI公式で確認。
- 特定手法に偏らず、価値観と複数手法の使い分けを押さえるのが鍵。
- 「5秒で答える用語ドリル→研修・講座→模試」の順で積み上げる。

