6秒で選び、5秒で覚える。
和訳の多義語・英作文の型・難語の3分野計260問を、
京大の和訳・英訳で「止まらない」語彙に変えるドリル。
京大英語は和訳と英訳が配点の大半を占め、東大・阪大・一橋も和訳の比重が大きい。この形式で失点する原因は、構文が取れないことよりも基本語の「2つ目の意味」を知らないことのほうが多い。address を「住所」としか知らなければ「問題に取り組む」の和訳が崩れ、given を「与えられた」と訳せば「〜を考慮すると」の文が意味をなさなくなります。英訳では「〜せざるを得ない」「〜して初めて…」のような日本語を、減点されない型で英語にできるかが分かれ目です。
本ドリルは、ターゲット1900やシス単を仕上げた人が、京大レベルの和訳・英訳で「止まる語」を260問に絞って反射にするためのものです。1冊目の単語帳の代わりではなく、1冊目を9割にした後に足す位置にあります。英文解釈の参考書(ポレポレ・透視図)と並行して使い、解釈で出会った多義語を本ドリルで確認する運用が最も効きます。
京大の和訳問題で採点者が見ているのは、構文の取り方と「文脈に合った訳語」の2点です。後者は多義語の知識で決まります。observe を「観察する」と訳した文が文脈上おかしければ、構文が合っていても減点されます。本ドリルの多義語分野は、この「文脈に合った訳語」を反射で出すための80問です。
英文解釈の参考書を1日1題解いた後に、本ドリルの多義語分野を20問回すのが基本の型です。解釈で「この語はこの意味だったのか」と気づいた語は、本ドリルで出会ったときに定着が速い。英作文分野は、英訳の答案を書く前に日本語→英語の型を確認する使い方が合います。難語分野は過去問演習期に入ってから、長文で出会った語を索引代わりに回してください。
この配分で1日7分、高3の6〜8月に回すと、9月の過去問演習で和訳の語彙で止まることがほぼなくなります。難語分野は9月以降に1日20問ずつ足してください。
京大英語全体の参考書ルートと6か月の時期配分は京大英語の対策|和訳・英訳の参考書と6か月ロードマップ、解釈本の順番はポレポレと英文解釈の技術100はどっち?にまとめました。1冊目の単語帳が9割に届いていない場合は、先に英単語ドリル(早慶レベル)で確認してください。
出題・解説はすべてきおくる編集部が執筆したオリジナルです。ドリルを開始すると、各分野の全問がランダムな順で出題されます。
address・observe・hold・term・measure・given…。基本語の「2つ目の意味」と、和訳で誤読しやすい構文語80問。 ※ 収録80問のうち14問を抜粋して掲載しています。
| QUESTION | 意味・英語表現 | 例文 |
|---|---|---|
| address/əˈdres/v. | (問題に)取り組む別解:演説する | We must address the issue of poverty.貧困の問題に取り組まねばならない。 |
| observe/əbˈzɜːrv/v. | (見て)気づく・述べる別解:観察する | As Darwin observed, ...ダーウィンが述べたように… |
| afford/əˈfɔːrd/v. | (余裕があって)〜できる別解:与える | We cannot afford to ignore this.これを無視する余裕はない。 |
| bear/ber/v. | (関係・特徴を)持つ・耐える別解:産む | bear no relation to〜と何の関係もない |
| make sense ofv. | 〜を理解する・意味を読み取る | make sense of the world世界を理解する |
| figure/ˈfɪɡjər/n. | 数字・人物・図別解:姿 | a leading figure in science科学界の主要人物 |
| sense/sens/n. | 意味・感覚・分別別解:感じる | in a senseある意味で |
| respect/rɪˈspekt/n. | 点・観点別解:尊敬 | in this respectこの点で |
| capacity/kəˈpæsəti/n. | 能力・収容力別解:資格 | the capacity for language言語能力 |
| bound/baʊnd/adj. | きっと〜する・義務がある別解:縛られた | be bound to happenきっと起こる |
| if anythingadv. | どちらかといえば | If anything, it got worse.どちらかといえば悪化した。 |
| far fromadv. | 決して〜でない | far from perfect決して完璧ではない |
| none the lessadv. | それでもやはり | It is none the less true.それでもやはり真実だ。 |
| lest/lest/conj. | 〜しないように | lest we forget忘れないように |
日本語→英語の型80問。「〜を可能にする」「〜せざるを得ない」「〜して初めて…」など、京大英訳で減点されない基本の言い回し。 ※ 収録80問のうち14問を抜粋して掲載しています。
| QUESTION | 意味・英語表現 | 例文 |
|---|---|---|
| 〜する傾向がある動詞 | tend to do別解:be inclined to do | People tend to forget.人は忘れがちだ。 |
| 〜をもたらす動詞 | bring about別解:lead to | bring about change変化をもたらす |
| 〜に集中する動詞 | concentrate on別解:focus on | concentrate on the task課題に集中する |
| 〜を成し遂げる動詞 | achieve別解:accomplish | achieve one's goal目標を成し遂げる |
| 〜を実行に移す動詞 | put A into practice別解:carry out | put the plan into practice計画を実行に移す |
| 〜は言うまでもない表現 | It goes without saying that別解:needless to say | It goes without saying that health matters.健康が大切なのは言うまでもない。 |
| 〜せざるを得ない表現 | cannot help doing別解:have no choice but to do | I cannot help laughing.笑わざるを得ない。 |
| 〜するたびに表現 | every time / whenever | Every time I see it, I smile.見るたびに微笑む。 |
| 〜するように(目的)表現 | so that A can do別解:in order to do | so that everyone can understand誰もが理解できるように |
| 〜のせいで前置詞 | because of別解:due to | because of the storm嵐のせいで |
| 〜の観点から前置詞 | in terms of別解:from the viewpoint of | in terms of quality質の観点から |
| 特に副詞 | in particular別解:especially | young people in particular特に若者 |
| したがって副詞 | therefore別解:thus | Therefore, we should act.したがって行動すべきだ。 |
| 少なくとも副詞 | at least | at least once a week少なくとも週に一度 |
ubiquitous・plausible・premise・undermine・albeit…。京大・東大の長文で注釈なしに出る抽象語100問。 ※ 収録99問のうち14問を抜粋して掲載しています。
| QUESTION | 意味・英語表現 | 例文 |
|---|---|---|
| ubiquitous/juːˈbɪkwɪtəs/adj. | 至る所にある別解:遍在する | Smartphones are ubiquitous.スマートフォンは至る所にある。 |
| arbitrary/ˈɑːrbətreri/adj. | 恣意的な・任意の | an arbitrary decision恣意的な決定 |
| inevitable/ɪnˈevɪtəbl/adj. | 避けられない別解:必然の | an inevitable result必然の結果 |
| subtle/ˈsʌtl/adj. | 微妙な・かすかな別解:巧妙な | a subtle difference微妙な違い |
| mutual/ˈmjuːtʃuəl/adj. | 相互の | mutual understanding相互理解 |
| premise/ˈpremɪs/n. | 前提 | a false premise誤った前提 |
| perspective/pərˈspektɪv/n. | 観点・見方別解:遠近法 | from a historical perspective歴史的観点から |
| discrepancy/dɪˈskrepənsi/n. | 食い違い・不一致 | a discrepancy between the two両者の食い違い |
| dimension/dɪˈmenʃn/n. | 側面・次元別解:寸法 | a new dimension新たな側面 |
| presuppose/ˌpriːsəˈpoʊz/v. | 前提とする | presuppose a shared culture共通の文化を前提とする |
| deem/diːm/v. | 〜と見なす | deem it necessary必要と見なす |
| facilitate/fəˈsɪlɪteɪt/v. | 容易にする・促進する | facilitate learning学習を促進する |
| elicit/ɪˈlɪsɪt/v. | 引き出す | elicit a response反応を引き出す |
| albeit/ɔːlˈbiːɪt/conj. | 〜ではあるが | a small, albeit important, change小さいが重要な変化 |
上記は収録内容の抜粋です。全259問はドリルを開始すると順に出題されます。
ターゲット1900と鉄壁を仕上げたのに、京大の過去問で和訳が減点される——この状態の原因は、単語帳が「1語1訳」で作られていることにあります。単語帳の第1訳は最頻の意味であって、和訳問題で問われる意味ではありません。出題者は、第1訳では文脈に合わない箇所を傍線部に選ぶ。command を「命令する」、meet を「会う」で訳した瞬間に減点が確定する構造です。
本ドリルの多義語分野は、正解を「2つ目の意味」に固定し、第1訳を別解(alt)として復習画面にだけ表示しています。4択で第1訳が選択肢に出ないので、「2つ目の意味」が想起できるかだけを確認できます。英作文分野も同じ考え方で、日本語の表現を見て「減点されない型」が1つ出るかを問い、別の言い方は別解に回しています。
難語分野の100語は「注釈なしで出る抽象語」に絞っていて、専門用語や固有名詞は含めていません。京大の長文で本当に難しい語には注釈が付きます。注釈が付かない抽象語(premise・undermine・albeit)が読めれば足りるので、それ以上の語彙を単語帳で追う必要はありません。
解釈本→本ドリルで多義語を確認→英作文の前に型を確認→過去問で外した語を本ドリルに戻す、の循環です。1周目から全問正解は狙わず、印の語を減らしていくほうが結局は速い。5秒で答える速さで「2つ目の意味」が出る語が増えるほど、和訳の答案に使える時間が増えます。
使えます。和訳の多義語と難語は東大・阪大・一橋・早慶上位の長文に共通する語彙です。英作文の基本表現は国公立二次で英訳が出る大学すべてに有効です。
意図的にそうしています。本ドリルの多義語分野は「2つ目の意味」を正解に固定し、第1訳は別解として復習画面にだけ表示します。第1訳で答えたい場合は、その語がすでに定着している証拠なので卒業扱いで構いません。
4択の正解は1つですが、別解に別の言い方を載せています。答案では別解の表現を使っても減点されません。正解にしている表現は、最も汎用的で誤用しにくいものを選んでいます。
多義語分野は基本語なので使えますが、難語分野は1冊目が9割になってからにしてください。1冊目が終わる前に難語を足すと、どちらも反復回数が足りなくなります。
完全無料・会員登録なしで使えます。進捗はブラウザに保存され、復習モードで間違えた問題だけを回せます。