共通テスト物理は「典型30パターン」を覚えれば満点が狙える科目です。数学のように発想力を問われる場面は少なく、力学・電磁気・波動・熱力学・原子の各分野で出題パターンが固定化しています。
本記事では、共通テスト物理で満点を取るための典型30パターンと、3か月で仕上げるロードマップを整理します。
共通テスト物理が満点科目である理由
共通テスト物理は「公式の理解+典型パターン」で点数が決まります。新傾向の見たことない問題は2割以下で、残り8割は典型問題の言い換え。典型30パターンを完全暗記すれば80〜90点は確実、残り10〜20点は応用と解釈で取りに行く構造です。
共通テスト物理満点者の共通行動は「物理のエッセンス2冊+共通テスト過去問15年+センター追試15年」。エッセンスで典型を理解→過去問で出題パターンに慣れる、というシンプルなルートで満点に届きます。新しい教材より、同じ問題の繰り返しが満点の本質です。
典型30パターンの分野別内訳
1力学(10パターン)
運動方程式・エネルギー保存・運動量保存・円運動・単振動・万有引力・剛体・摩擦・浮力・衝突。力学が最頻出で配点も大きい。
2電磁気(8パターン)
クーロンの法則・電位・コンデンサー・直流回路・抵抗・磁場・電磁誘導・交流。コンデンサーと交流が苦手な受験生が多い。
3波動・熱・原子(12パターン)
波動:波の式・反射・干渉・ドップラー(4個)、熱:気体の状態変化・熱効率(3個)、原子:光電効果・原子模型・放射線(5個)。
3か月の対策ロードマップ
| 時期 | 主軸 | 教材 |
|---|---|---|
| 第1か月 | エッセンス力学・波動編 | 物理のエッセンス(河合) |
| 第2か月 | エッセンス熱・電磁気・原子編 | 物理のエッセンス2冊目 |
| 第3か月 | 過去問演習 | 共通テスト過去問+センター追試 |
満点を取る3つのコツ
1必ず図を自分で描く
物理は図から立式する科目。問題文を読む→図を描く→立式の3ステップを習慣化。図を描かずに立式する人は満点に届かない。
2単位の確認
立てた式の単位が両辺で一致するかを必ず確認。単位ミスは答えの符号や桁を完全に間違える原因。
3選択肢の桁を見る
共通テストは選択式。選択肢の桁数が極端に違う場合は計算ミスの目印。10倍以上違う選択肢が並んでいたら自分の式を疑う。
共通テスト物理でやりがちな失敗
NG① / 公式を覚えるだけで原理を理解しない
公式の導出過程を理解していないと、応用問題で詰まる。エッセンスの解説を熟読する習慣を作る。
NG② / 数学が苦手なまま物理に進む
物理は数学のサブ問題。三角比・三角関数・微分積分が抜けていると物理は解けない。
NG③ / 良問の風や名問の森に手を出す
共通テスト物理満点ならエッセンス+過去問で十分。良問の風は二次対策。共通テストのみなら不要。
物理基礎と物理の違い
共通テスト「物理基礎」は文系向けの簡易版で、「物理」は理系向けの本格版。物理基礎なら力学+熱の3章だけ、物理なら波動・電磁気・原子も含む全分野です。志望校の指定(物理基礎または物理)を必ず確認してから対策を始めること。
学習者からよくある質問
1日2時間×3か月=180時間が標準。エッセンス2か月+過去問1か月の配分。
共通テストのみなら不要。二次試験対応なら必要。志望校に応じて判断。
捨てない方がよい。原子分野は配点5点と小さいが、典型5パターンで対応可能。捨てるとそのまま5点失う。
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まとめ
本記事の要点は3つです。
- 共通テスト物理は典型30パターンの暗記で満点圏。発想力は不要。
- 3か月計画:エッセンス2か月+過去問15年×2周1か月。
- 図を必ず自分で描く。単位の確認。選択肢の桁チェック。これだけで5点上がる。
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