共通テストリスニングは100点満点で配点も大きい。それなのに対策が疎かになりがちです。理由は「何で対策すればいいか分からない」。アプリ・CD・過去問の3つの選択肢があり、どれを使うべきかで迷う受験生が多いのです。
本記事では、リスニングの3つの教材タイプを比較し、共通テスト〜MARCH〜早慶の各レベルで最適な組み合わせを整理します。
リスニング教材の3タイプ
リスニング教材は「アプリ」「CD付き教材」「過去問・予想問題」の3タイプです。それぞれ役割が違い、組み合わせて使うのが正解。
リスニング力は「耳の慣れ」+「設問対応の手順」の2つで構成されます。耳の慣れはアプリやCDで日常的に英語を聞く習慣で作り、設問対応は過去問演習で身につける。1冊だけでは伸びにくいのがリスニングの特徴です。
3タイプの特徴と用途
1アプリ / 日常的な耳の慣れ
BBC Learning English、ニュース系(NHK World、CNN10)、英語学習アプリ(mikan、abceed)。移動中・スキマ時間に英語を聞く習慣作り。
2CD付き教材 / シャドーイング訓練
速読英単語のCD音声、英語耳、Z会の英語リスニング問題集など。同じ素材を5回シャドーイングする訓練に最適。
3過去問・予想問題 / 本番形式の演習
共通テスト過去問・予想問題集、模試の解き直し。設問対応の手順を身につける段階で必須。
3タイプの組み合わせ方
| 志望レベル | アプリ | CD教材 | 過去問 |
|---|---|---|---|
| 共通テストのみ | 10分/日 | 速読必修シャドーイング | 10題 |
| MARCH(リスニング有) | 15分/日 | 速読必修+英語耳 | 15題 |
| 早慶・国公立2次 | 20分/日 | 速読必修+速読上級+TED | 20題+大学過去問 |
リスニングを伸ばす3か月計画
1第1段階(1か月):耳の慣れ作り
毎日15分英語を聞く習慣。アプリ+速読必修のCD音声。理解できなくても聞き続ける。
2第2段階(1か月):シャドーイングで反応速度UP
同じ素材を5回シャドーイング。聞いた直後に同じ音を声に出す。1日10分×30日。
3第3段階(1か月):過去問で設問対応訓練
共通テスト過去問を週3題。設問先読み→本文を聞く→選択肢確定の手順を体に染み込ませる。
リスニング対策でやりがちな失敗
NG① / 過去問だけで対策
過去問だけだと耳の慣れが足りない。日常的にリスニング素材を聞く習慣がないと、本番で集中力が持ちません。
NG② / 同じ素材を1回しか聞かない
リスニングは5回繰り返しが基本。新しい素材を毎日変えるより、同じ過去問を5日続ける方が伸びます。
NG③ / 直前1か月で詰め込む
リスニングは耳の慣れに3か月かかる。1か月では伸びない。少なくとも夏前から週3回。
シャドーイングの効果的な手順
シャドーイングは「リスニング最強の訓練」と言われます。手順は1:聞きながら声を出す(オーバーラッピング)→2:聞いた0.5秒後に追いかける→3:意味を意識しながら追いかける→4:英文を見ずに声を出す。同じ素材を5回でこの4段階を上がっていく。
学習者からよくある質問
「英語耳」で発音の基礎を作るのが効率良い。1か月で英語の音の構造を理解。
初級〜中級者には難しい。BBC Learning English の Lower Intermediateレベルから始めるのが適切。
原因は3つ:「耳の慣れ不足」「設問先読みしてない」「単語の発音が頭に入ってない」。それぞれ別教材で対策必要。
📦 この記事で紹介した教材
まとめ
本記事の要点は3つです。
- リスニング教材は3タイプの組み合わせ。アプリ=耳の慣れ/CD=シャドーイング/過去問=設問対応。
- 耳の慣れに3か月。直前1か月では伸びない。夏前から週3回スタート。
- シャドーイングは同じ素材を5回。新しい素材を毎日より3倍効く。
単語の音とリスニングは連動します。本サイトの 5秒で答える英単語ドリル で発音と意味を同時に確認すると、リスニング力の土台ができます。

