共通テスト リーディングの時間が足りない人への教材処方箋|5分余らせる解き順

共通テスト リーディングの時間が足りない人への教材処方箋|5分余らせる解き順 受験戦略

共通テストリーディングは80分で6題。「最後まで読み終わらない」は受験生の半数以上が抱える悩みです。原因は読解力不足ではなく「処理速度」と「設問対応の手順」。教材を変えるだけで体感速度が1.5倍になるケースは珍しくありません。

本記事では、共通テストリーディングで時間が足りない人向けの処方箋的な教材と、本番で5分以上余らせる解き順を整理します。

時間が足りない3つの原因

「時間が足りない」の正体は、「単語の処理が遅い」「設問を読み返している」「設問の取り組み順が悪い」のいずれか、または全部です。教材選びでこの3つを切り分けて対処します。

Strategy Note

共通テストリーディングは「速く読む」より「読み返さない」方が時間効率が高い。1問につき本文を2回読む人は、1回しか読まない人の半分の速度になります。設問を先に読んでから本文に戻る「設問先読み」を徹底するだけで5〜8分短縮できる人が多いです。

時間不足タイプ別の処方箋

1単語処理が遅いタイプ / 速読英単語必修+シャドーイング

単語の意味を1秒以内で出せないと長文が遅くなります。速読英単語必修を音読+シャドーイングで英文に対する反応速度を上げる。

2読み返しが多いタイプ / ポラリス英語長文1+設問先読み訓練

設問を先に読んで本文に戻る訓練を30題。ポラリス英語長文1は問題量が手頃で訓練に向く。

3解く順番が悪いタイプ / 共通テスト予想問題集+解く順マニュアル

第3問→第4問→第5問→第6問→第1問→第2問の順で解くと15分時短できる。予想問題集で3回練習。

5分余らせる解き順マニュアル

大問 解く順 配分時間
第3問(メール・ブログ) 1番目 10分
第4問(記事比較) 2番目 12分
第5問(物語型) 3番目 14分
第6問(論説型) 4番目 18分
第1問(ポスター・チラシ) 5番目 8分
第2問(複数資料) 6番目 13分
合計+見直し 75分(5分余裕)

設問先読みの3ステップ

1大問頭で設問だけ全部読む(30秒)

本文を読む前に設問の固有名詞・数字・人名に下線。何を探すか頭に入れる。

2設問の順番に本文を読む(精読しない)

設問1の答えを本文で探す→見つけたら下線→設問2へ。本文を精読する必要はない

3選択肢の照合で確定(戻り読み禁止)

選択肢と本文の下線部を照合して確定。「もう一度本文を読み直す」はしない。確定したら次の大問へ。

時間不足対策でやりがちな失敗

📝 ここまでの内容を 5問チャレンジ
読みながら自分の語彙レベルを確認する
1 / 5

NG① / 速読の技術書を読みあさる
「速読の方法論」を読んでも速くならない。実際に量をこなすのが唯一の対策。30題の演習が読書20冊より効きます。

NG② / 解く順を本番で初めて変える
順番変更は本番3回前から練習すること。本番で初めて変えると慣れずに時間ロス。

NG③ / 文法問題があると思って構える
共通テストに文法問題は独立で出ない。文法は読解の中で適用するもの。文法対策に時間を割きすぎないこと。

長文耐性を上げる教材セット

時間対策の前提となる長文耐性は、「やっておきたい英語長文500」または「ポラリス英語長文1〜2」を週3題×4週で30題で作れます。あわせて速読英単語必修のシャドーイングで読む速度を底上げ。これで時間短縮の地盤ができます。

学習者からよくある質問

Q. 第6問が一番難しいので最後に解く?

逆です。頭が冴えている前半に第6問を解く方が点が伸びます。第1問・第2問は機械的に終わるので最後に置いてOK。

Q. リーディングで時間余ったら見直しすべき?

第6問の論説部分を見直す。第1〜2問の見直しは点が変わりにくい。配点が高い大問の見直しに時間を使う。

Q. シャドーイングは1日何分?

1日10〜15分で十分。同じ英文を3回シャドーイングする方が、新しい英文を1回より3倍効きます。

📦 この記事で紹介した教材

まとめ

本記事の要点は3つです。

  • 「時間不足」の正体は処理速度+手順。設問先読みで5〜8分短縮できる。
  • 解く順は第3→4→5→6→1→2。難問先送りより、頭が冴えている前半で配点高い問題を。
  • 速読の技術書より、30題の演習。実戦量が唯一の対策。

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