10秒で選び、7秒で覚える。
FP2級技能検定「金融資産運用」の頻出用語60語を、
きおくる編集部の自前データで確認する一問一答ドリル。
本ページはきおくる編集部が独自に作成したFP2級技能検定の学習用ドリルです。日本FP協会・金融財政事情研究会(きんざい)とは関係のない非公式ページであり、本試験の出題を予告・保証するものではありません。出題する60語の用語・解説・ポイントはすべてきおくる編集部が法令および試験範囲にもとづいて執筆したオリジナルデータで、市販のテキスト・問題集の記述を転載したものではありません。税制・社会保険は毎年改正されるため、最新の数値は必ず一次情報でご確認ください。
FP2級の金融資産運用は、3級の指標知識に加えて、債券のデュレーション、信用取引、オプションや先物などのデリバティブ、ポートフォリオ理論(期待収益率・標準偏差・相関係数・シャープレシオ)が加わります。計算問題の比重が上がる分、計算の前提となる用語の定義を正確に持っているかで解答速度が変わります。
実技では、複数の金融商品の税引後利回りや、ポートフォリオの期待収益率を計算させる問題が定番です。
本ドリルは、2級で加わる論点を中心に頻出60語を4択で回すものです。指標の式は3級で済ませている前提で、理論・取引手法・税制の用語を即答できる状態を作ります。
ドリルは60問で約12分。2級テキストを1周した後に回してください。正解後の復習画面には、指標が「何を測るものか」と計算の前提条件をポイントとして載せています。
標準偏差はリスクの大きさ、相関係数は分散効果の度合い、シャープレシオはリスク1単位あたりの超過収益。このように「何を測るか」を一言で言える状態にすると、計算問題の設定を読み違えなくなります。
3周して9割を超えたら過去問へ。金融商品の税制(NISA・特定口座・損益通算)は改正の影響を受けるため、受検年度の教材で最新の内容を確認してください。
債券では、デュレーションが長いほど金利変動の影響が大きいこと、イールドカーブの形状と景気の関係が定番です。株式では、信用取引の委託保証金率と追証、権利確定日と権利落ち日の関係を整理します。デリバティブでは、コールとプットの買い手・売り手の損益構造、先物のヘッジ取引の考え方が頻出です。
ポートフォリオ理論では、相関係数が−1に近いほど分散効果が高いこと、システマティックリスクは分散で消えないこと、シャープレシオの分子が「ポートフォリオの収益率−無リスク金利」であることを押さえておきます。税制では、上場株式の損益通算と繰越控除の年数、外国税額控除の位置づけを整理します。
本ドリルで出題する全60語を、すべて掲載します。ドリルでは4択形式で出題し、正解後に意味・別名・ポイントを表示します。掲載しているのはきおくる編集部が試験範囲にもとづいて執筆したオリジナルの用語データです。
債券利回り・デュレーション・信用取引・デリバティブ・ポートフォリオ理論。計算の前提となる用語を固める。 ※ 本レベルの収録60語をすべて掲載しています。
| QUESTION | Meaning | Example |
|---|---|---|
| GDPと三面等価の原則さんめんとうか経済 | 生産・分配・支出のどの面から見てもGDPは一致するという原則 | 支出側の最大項目は民間最終消費支出(5〜6割)。 |
| 景気動向指数のCIとDIしーあいとでぃーあい経済 | CIは景気変動の大きさ・テンポ、DIは波及度合いを示す | 現在はCI中心。一致CIが上昇していれば景気拡張局面と判断。 |
| 先行系列・一致系列・遅行系列せんこういっちちこう経済 | 景気動向指数の採用系列の分類。新規求人数は先行、有効求人倍率は一致、完全失業率は遅行 | 東証株価指数(株価)は先行系列。 |
| 日銀短観の業況判断DIぎょうきょうはんだんでぃーあい経済 | 業況が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」を引いた指数 | 年4回、約1万社を対象に調査される。 |
| マネーストックとマネタリーベースまねーすとっくとまねたりーべーす経済 | 民間保有の通貨総量がマネーストック、日銀が供給する資金がマネタリーベース | マネタリーベース=日銀券+貨幣+日銀当座預金。 |
| 無担保コール翌日物むたんぽこーるよくじつもの経済 | 金融機関同士が1日だけ資金を貸し借りする市場の金利。短期金利の指標 | 日銀の政策金利として誘導目標になる。 |
| 公開市場操作(2級)こうかいしじょうそうさ経済 | 買いオペで資金供給(金利低下)、売りオペで資金吸収(金利上昇)を図る金融調節 | 緩和局面は買いオペ、引締め局面は売りオペ。 |
| インフレと金利・為替の関係いんふれときんりかわせ経済 | インフレ→金利上昇要因、内外金利差の拡大→高金利通貨高の傾向 | 「物価・金利・為替・株価」の連関図で整理して覚える。 |
| 預金準備率操作よきんじゅんびりつそうさ経済 | 金融機関が日銀に預ける準備預金の比率を変える金融政策(現在はほぼ未使用) | 引上げは引締め方向に働く。 |
| 固定金利と変動金利の選び方こていへんどう商品 | 金利上昇局面では固定で借り・変動で運用、低下局面ではその逆が基本 | 預金は金利上昇局面なら短期・変動型が有利。 |
| 大口定期預金とスーパー定期おおぐちていき商品 | 1,000万円以上が大口定期(金利は店頭交渉)、それ未満の主力がスーパー定期 | スーパー定期の3年以上は半年複利(個人のみ)を選べる。 |
| 貯蓄預金ちょちくよきん商品 | 残高が基準額以上だと普通預金より金利が高くなる預金。決済機能はない | 給与振込や口座引落しには使えない。 |
| ゆうちょ銀行の預入限度額ゆうちょのよにゅうげんど商品 | 通常貯金1,300万円・定期性貯金1,300万円の合計2,600万円 | 限度額関連は数字の入替えひっかけが出る。 |
| 債券の利回り計算さいけんのりまわり債券 | (表面利率+(売却・償還価格−購入価格)÷所有期間)÷購入価格で計算 | 応募者・最終・所有期間利回りはどこからどこまで持つかの違い。 |
| 直接利回りちょくせつりまわり債券 | 表面利率÷購入価格。値上がり益を考えない利回り | アンダーパー購入なら直接利回りは表面利率より高くなる。 |
| 債券価格と金利の関係(2級)さいけんかかくときんり債券 | 市場金利上昇→債券価格下落→利回り上昇。残存期間が長いほど価格変動は大きい | 表面利率が低い債券ほど金利変動の影響を受けやすい。 |
| デュレーションでゅれーしょん債券 | 債券投資の平均回収期間で、金利感応度の指標にもなる | デュレーションが長いほど金利変動による価格変動が大きい。 |
| イールドカーブいーるどかーぶ債券 | 残存期間と利回りの関係を描いた曲線。右上がりが順イールド | 景気後退の予兆として逆イールドが注目される。 |
| 個人向け国債(2級)こじんむけこくさい債券 | 変動10年・固定5年・固定3年。最低金利0.05%保証・1年経過後に中途換金可 | 中途換金時は直前2回分の利子相当額×0.79685が差し引かれる。 |
| 債券の信用格付け(2級)しんようかくづけ債券 | BBB以上が投資適格債、BB以下が投機的格付け(ハイイールド債) | 格下げされると債券価格は下落し利回りは上昇する。 |
| 外国債券の種類がいこくさいけん債券 | 円建て外債(サムライ債)・外貨建て外債(ショーグン債は国内発行の外貨建て)など発行場所・通貨による分類 | デュアルカレンシー債(払込・利払いが円、償還が外貨)も頻出。 |
| 株式の信用取引しんようとりひき株式 | 委託保証金(約定代金の30%以上・最低30万円)を担保に資金や株式を借りて行う取引 | 制度信用は返済期限6か月。レバレッジは約3.3倍まで。 |
| 株式累積投資・るいとうるいとう株式 | 毎月一定額ずつ同じ銘柄を買い付ける制度。ドルコスト平均法の効果 | 単元未満でも買い付けられる。 |
| EPSとBPSいーぴーえすとびーぴーえす株式 | 1株当たり純利益がEPS、1株当たり純資産がBPS | PER=株価÷EPS、PBR=株価÷BPS。分母を入れ替えるひっかけ頻出。 |
| ROEの分解あーるおーいーのぶんかい株式 | ROE=当期純利益÷自己資本。売上高純利益率×総資産回転率×財務レバレッジにも分解できる | 自己資本が小さいほどROEは高く出る点に注意。 |
| ROAあーるおーえー株式 | 当期純利益÷総資産。会社全体の資産効率を示す指標別訳:総資産利益率 | ROEとの違いは分母(自己資本か総資産か)。 |
| 配当利回りと配当性向(2級)はいとうりまわりとせいこう株式 | 配当÷株価が利回り、配当÷純利益が性向 | 計算問題では1株当たりに直してから割るのが安全。 |
| JPX日経インデックス400じぇいぴーえっくすにっけい400株式 | ROEなど資本効率も考慮して選ばれた400社で構成される株価指数 | 日経平均(225社・株価平均型)、TOPIX(時価総額加重型)と比較される。 |
| 株式の受渡しと権利確定うけわたしとけんりかくてい株式 | 約定日を含めて3営業日目(T+2)に受渡し。権利確定日の2営業日前までに購入が必要 | 権利付き最終日・権利落ち日の関係が問われる。 |
| 投資信託のコスト(2級)とうししんたくのこすと投信 | 購入時手数料・運用管理費用(信託報酬)・信託財産留保額の3つ | 信託報酬は保有中毎日差し引かれる。ノーロードは購入時手数料なし。 |
| 単位型と追加型たんいがたとついかがた投信 | 募集期間のみ購入できるのが単位型、いつでも購入できるのが追加型 | 現在の主流は追加型(オープン型)。 |
| 公社債投資信託こうしゃさいとうししんたく投信 | 株式を一切組み入れない投資信託。MRFが代表 | 約款上株式を組み入れられれば、実際に入れていなくても株式投資信託。 |
| トップダウンとボトムアップとっぷだうんとぼとむあっぷ投信 | マクロ分析から銘柄を絞るのがトップダウン、個別企業分析から積み上げるのがボトムアップ | アクティブ運用の2大アプローチ。 |
| バリュー投資とグロース投資ばりゅーとぐろーす投信 | 割安株に投資するのがバリュー、成長株に投資するのがグロース | PER・PBRが低い銘柄を狙うのがバリュー型。 |
| パッシブ運用とアクティブ運用ぱっしぶとあくてぃぶ投信 | 指数連動を目指すのがパッシブ、指数超過を目指すのがアクティブ | コストは一般にパッシブの方が低い。 |
| ETFの特徴(2級)いーてぃーえふ投信 | 上場投資信託。指値・成行・信用取引が可能で信託報酬が低め | 分配金は自動再投資されない。購入時は証券会社経由のみ。 |
| J-REITの仕組み(2級)じぇいりーと投信 | 投資法人が不動産に投資し賃料等を分配する上場投資信託 | 分配金は配当所得だが配当控除は適用されない。 |
| トータルリターン通知制度とーたるりたーん投信 | 分配金を含めた投資信託の総合損益を年1回以上通知する制度 | 基準価額の騰落だけでは見えない損益を把握できる。 |
| 普通分配金と元本払戻金ふつうぶんぱいきんとがんぽんはらいもどしきん投信 | 利益からの分配が普通分配金(課税)、元本の取崩しが元本払戻金(非課税)別訳:特別分配金 | 個別元本を下回る部分からの分配は元本払戻金になる。 |
| TTS・TTB・TTMてぃーてぃーえすびーえむ外貨 | 仲値TTMに手数料を加えた円→外貨レートがTTS、外貨→円がTTB | 顧客が外貨を買うときはTTS。SとBは銀行から見た売り・買い。 |
| 外貨預金の実質利回りがいかよきんのじっしつりまわり外貨 | 金利に加えて為替差損益と為替手数料を考慮した円ベースの利回り | 預入時より円安なら為替差益で利回り上昇。計算問題頻出。 |
| 外貨建てMMF(2級)がいかだてえむえむえふ外貨 | 外国籍の公社債投資信託。株式を含まず、売買手数料は無料(為替手数料はかかる) | 譲渡益は20.315%の申告分離課税。投資者保護基金の対象。 |
| 為替ヘッジかわせへっじ外貨 | 為替予約等で為替変動リスクを抑えること。ヘッジコストがかかる | ヘッジありは円高時に有利、ヘッジなしは円安の恩恵を受ける。 |
| 先物取引さきものとりひきデリバ | 将来の一定期日に特定価格で売買することを約束する取引 | ヘッジ・スペキュレーション・裁定取引(アービトラージ)に使われる。 |
| オプション取引おぷしょんとりひきデリバ | 買う権利(コール)・売る権利(プット)を売買する取引 | 買い手の損失はプレミアムに限定、売り手の損失は無限定。 |
| オプションプレミアムの性質ぷれみあむデリバ | 満期までの期間が長いほど、ボラティリティが大きいほどプレミアムは高くなる | コール・プットとも同方向に働く点がひっかけで出る。 |
| スワップ取引すわっぷとりひきデリバ | 金利や通貨の支払いを交換する取引 | 固定金利と変動金利を交換するのが金利スワップ。 |
| 期待収益率(ポートフォリオ)きたいしゅうえきりつ理論 | 各資産の期待収益率を組入比率で加重平均した値 | 計算問題の定番。シナリオ別なら発生確率で加重平均。 |
| 標準偏差(リスク)ひょうじゅんへんさ理論 | 収益率のばらつきの大きさで表す投資リスクの尺度 | 大きいほどリスクが高い。分散の平方根。 |
| 相関係数とリスク低減そうかんけいすう理論 | +1で低減効果なし、−1で最大。1未満なら分散効果がある | 「−1のときだけ効果がある」はひっかけ。+1未満なら効果あり。 |
| シャープレシオ(2級)しゃーぷれしお理論 | (ポートフォリオの収益率−無リスク資産利子率)÷標準偏差 | 数値が大きいほど効率的。リスクの異なるファンド比較に使う。 |
| アセットアロケーションあせっとあろけーしょん理論 | 資産クラスへの配分比率を決めること。運用成果の大部分を決定づける別訳:資産配分 | 銘柄選択よりも配分の影響が大きいとされる。 |
| NISAの2枠(2級)にーさのにわく税制 | つみたて投資枠120万円・成長投資枠240万円(年間)、生涯1,800万円(成長は1,200万円まで) | 売却すると翌年に枠が復活する。損益通算・繰越控除は不可。 |
| 上場株式等の課税じょうじょうかぶしきとうのかぜい税制 | 譲渡益・配当とも20.315%。配当は総合課税・申告分離・申告不要を選択できる | 申告分離を選ぶと譲渡損失と損益通算できる(配当控除は不可)。 |
| 譲渡損失の損益通算と繰越控除じょうとそんしつのくりこし税制 | 上場株式等の譲渡損失は配当等と通算でき、翌年以後3年間繰り越せる | 繰越には毎年連続して確定申告が必要。 |
| 特定口座とくていこうざ税制 | 証券会社が損益計算してくれる口座。源泉徴収ありなら申告不要にできる | 源泉徴収あり口座でも申告して損益通算を選ぶこともできる。 |
| 預金保険制度(2級)よきんほけんセーフティ | 1金融機関ごとに預金者1人あたり元本1,000万円+利息を保護。決済用預金は全額別訳:ペイオフ | 外貨預金は対象外。複数支店の預金は名寄せして合算。 |
| 日本投資者保護基金(2級)とうししゃほごききんセーフティ | 証券会社破綻時に分別管理で返還できない資産を1人1,000万円まで補償 | 銀行で買った投資信託は対象外(銀行は基金に未加入)。 |
| 金融サービス提供法と消費者契約法きんさほうとしょうけいほうセーフティ | 重要事項の説明義務違反は金サ法で損害賠償、不当勧誘は消費者契約法で取消し | 両方に該当する場合は両方の適用を受けられる。 |
| 金融商品取引法の行為規制きんしょうほうセーフティ | 適合性の原則・断定的判断の提供禁止・損失補てんの禁止など | 顧客の知識・経験・財産・目的に照らした勧誘が適合性の原則。 |
A. 出題数は多くないため捨てる人もいますが、コールとプットの損益構造だけは用語レベルで確実に取れるので、最低限そこは押さえることをおすすめします。
A. 過去問と実技問題集で行ってください。本ドリルは計算の前提となる用語の定義を固めるためのもので、計算そのものの演習ではありません。
A. 3周が目安です。1周目は6割で構いません。2周目で8割、3周目で9割を超えたら過去問演習に移ってください。2周目でも6割を切る場合はテキストのインプットに戻るサインです。
A. 執筆時点の法令にもとづいて作成しています。税制・社会保険の数値は毎年変わるため、受検する試験の法令基準日と最新の一次情報を必ず確認してください。本ページは非公式の学習用ドリルです。
A. 無料で、会員登録もインストールも不要です。ブラウザで開けばすぐ始められ、学習履歴はサーバに保存していません。
A. 両方です。学科では用語の定義がそのまま選択肢になり、実技では用語の要件・数値が計算の前提になります。用語段階で固めておくと、実技の解答時間が短くなります。
ドリルで語彙の土台を作ったら、記事で「単語帳の選び方・回し方」を確かめてください。