「秋から共通テスト古典を始める」のは決して遅くありません。古典は2か月で30点上げられる科目で、英語や数学のように1年がかりの積み上げが要りません。むしろ、秋からの3か月集中で40〜45点に届けるのが王道戦略です。
本記事では、9月〜共通テスト本番までの古文・漢文の並走ロードマップと、各時期に使うべき教材を整理します。
古典が秋スタートでも間に合う理由
古典の出題範囲は古文文法(約30個)+古文単語(約300語)+漢文句法(約30個)+漢字200字。英語に比べて圧倒的に少ない量です。頻出パターンが定まっているため、3か月で十分カバーできます。
共通テスト古典は古文25点+漢文25点=50点。両方0点だと国語全体が30点台に固定化しますが、両方40点ずつ取れれば国語平均は20点底上げされます。秋スタートでも遅くないのは、典型パターンが少なく短期集中が効くから。
9月:基礎固め月間
1古文文法 / ステップアップノート30で1か月
30の文法項目を1日1テーマ×30日で。重要なのは「助動詞の意味と接続を見たら即答できる」状態を作ること。書き込み式で復習しやすい。
2古文単語 / ターゲット330で1日10語
頻度順330語を1日10語×30日で1周。多義は全部覚える。本サイトの 古文単語ドリル で並走すると反復が楽。
3漢文句法 / 早覚え速答法で2週間
「いがよわ」など主要句法を例文と一緒に。漢文は最後の2週間で集中。
10月:演習月間
1古文 / 古文上達 基礎編 読解と演習45
1日1題ペースで30題。1問解いたら必ず文法書に戻る往復運動を作る。間違えた問題は印を付けて週末に再演習。
2漢文 / センター・共通テスト追試で量稽古
センター追試+共通テスト過去問を合計10題。漢文は同じ句法が繰り返し出るので、量をこなすほど点になります。
3古文単語 / 2周目を高速で
9月で覚えた330語を1日30語ペースで再確認。出てこない単語に印を付けて11月に集中対策。
11月〜本番:過去問月間
1共通テスト過去問・予想問題集 / 週2題
古文+漢文をセットで時間を計って解く。古文15分+漢文15分の合計30分を目標時間に。
2苦手分野の特定と対策
過去問で間違えた箇所を「文法か単語か読解か」に分類。文法ミスならステップアップノートに、単語ミスなら単語帳に戻る。
3直前1週間 / 弱点総ざらい
過去問で印を付けた問題のみ復習。新規教材に手を出さない。既習の確認に徹する。
秋スタートでやりがちな失敗
NG① / 古文と漢文を順番にやる
古文だけを9月〜10月、漢文を11月から、では漢文の演習量が足りない。9月から両方並走させ、配分を月ごとに変えるのが正解。
NG② / 文法書の通読
古文文法書(望月実況中継など)を通読すると2か月かかります。ステップアップノート30で十分。書き込み式が3倍速い。
NG③ / 古文単語を1冊全部覚えようとする
共通テストは300語で十分。マドンナ230やターゲット330などの薄い1冊を3周する方が効果的。
古典で40点取るための時間配分
共通テスト国語は80分。古文15分+漢文15分=30分を死守。残り50分を現代文に回す配分が標準。古文と漢文に20分以上かけると現代文が壊滅します。
学習者からよくある質問
間に合います。「望月光のいちばんやさしい古典文法」から始めると、ステップアップノート30に進む下地ができます。1か月遅れるけど挫折しない方が大事。
秋スタートなら早覚え速答法。「いがよわ」だけ徹底して2週間で要点突破するのが時間効率最強。
必須です。ただし「意味と接続を瞬時に答えられる」レベルでOK。書ける必要はなく、見て即答できればよい。
📦 この記事で紹介した教材
まとめ
本記事の要点は3つです。
- 古典は秋スタートでも間に合う。9月=基礎/10月=演習/11月〜=過去問の3か月設計。
- 古文と漢文は並走させる。順番にやると漢文の演習が間に合わない。
- 古典に30分以上かけない。配分を死守すれば現代文も守れる。
古文単語の毎日の反復には、本サイトの 古文単語ドリル を併用してください。例文と一緒に出題されるので、多義の理解が進みます。

