AWS SAP-C02とC03どっちで受ける?11月の切り替え日程と判断基準

サーバーラックが並ぶデータセンター 資格

PR 本記事にはアフィリエイト広告(Udemy)を含みます。リンクから購入された場合、当サイトが収益を得ることがあります。

AWS認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナル(SAP)は、2026年11月に試験のバージョンがSAP-C02からSAP-C03へ切り替わります。いま勉強している人にとって一番の悩みは「C02のうちに受けるか、C03を待つか」です。先に結論を書くと、11月2日までに1回目の試験日を入れられるならC02、入れられないならC03に切り替えて準備するのがおすすめです。この記事では、AWSが公式に発表している切り替えの日程、C03で広がる出題範囲、判断の分かれ目になる「再受験は14日後から」というルールを、順番に整理します。書き手は、2025年にSAP(C02)に一発合格したSIerのITプロジェクトマネージャです。

切り替えの日程:C02は11月16日まで、C03は11月17日から

AWSの発表(2026年9月時点)では、切り替えは次の3つの日付で進みます。C03の予約受付が始まってからC02の受験期間が終わるまで、およそ3週間の重なりがあります。

日付起きること
2026年10月27日SAP-C03の予約受付が始まる(すべての言語)。タスクまで書かれた詳細な試験ガイドも、この日に公開される予定
2026年11月16日SAP-C02を受験できる最終日(AWS公式ブログの表記)
2026年11月17日SAP-C03の提供開始

日付の表記に1日のずれがあります。AWSの資格ページには「C02の最終受験日は11月17日」と書かれていて、公式ブログの「16日が最終日、17日からC03」と1日ずれています。C02で受けたい人は、11月16日までに予約を入れておけば、どちらの表記でも確実にC02で受けられます。

現行のC02は、試験時間180分・75問(択一と複数選択)・受験料300USDです(AWSの資格ページの記載)。日本語でも受験できます。C03も、提供開始の時点から今と同じ言語(日本語を含む)で受けられると発表されています。C03の問題数や試験時間は、10月27日に公開される試験ガイドで確認してください。

なお、どちらのバージョンで合格しても、取得する認定の名前は同じ「AWS Certified Solutions Architect – Professional」です。バージョンは試験の中身の違いで、有効期間はどちらも3年です。

C03で広がる範囲:生成AIとエージェント、レジリエンスが中心

AWSの発表では、C03は今の範囲を「拡張」する改訂です。新しく加わるスキルは、次の5つの領域にまとまっています。

  • 生成AI・エージェントAI(新スキル11):Amazon Bedrockを組み込んだ設計、AgentCore、RAG、Guardrails
  • レジリエンス:AWS Fault Injection Service、AWS Resilience Hub、Application Recovery Controller
  • クラウドネイティブ(新スキル7):サーバーレス、Step Functions、VPC Lattice、マルチテナント設計
  • DevSecOps(新スキル6):パイプラインでの脆弱性スキャン、マルチアカウントでの運用
  • データ分析(新スキル3):データレイクハウス、リアルタイム分析

いずれも、クラウドの設計で重要度が増している領域です。資格の中身が実務に近づく改訂なので、これから学び始める人にとっては、C03のほうが仕事に直結しやすいという見方もできます。一方で、タスク単位の詳しい範囲は10月27日まで公開されません。それより前に「C03対応」とうたっている教材は、試験ガイドの全文を見ずに作られている可能性がある点に注意してください。

C02とC03、どっちで受けるかを決める3ステップ

判断の材料になるのは、「受けられる日程」「今の仕上がり」「教材」の3つです。この順番で決めると迷いません。

1. 11月2日までに1回目の試験日を入れられるかを確かめる。AWSの規定では、不合格になると14日たたないと同じ試験を再受験できません。11月2日に受けて落ちても、11月16日にもう一度C02を受けられます。つまり、11月2日までに1回目を受ければ、C02で2回のチャンスを持てます。3日以降の1回目は、落ちたらC03でやり直しです。

2. 今の仕上がりで決める。模擬試験で合格ライン前後の点が安定して取れているなら、C02で前倒しするのが得策です。まだ主要サービスの名前を「見たことがある」段階なら、無理に11月前半へ詰め込まず、C03前提で計画を引き直したほうが結果的に早く受かります。

3. C03にするなら、10月27日の試験ガイドを見てから教材を買い足す。今の教材を捨てる必要はありません。SAAを土台にした設計の考え方は、C03でも前提になります。追加分だけを、試験ガイドのタスク一覧と照らし合わせて補うのがいちばん無駄のない進め方です。

観点C02で受けるC03で受ける
受験できる期間11月16日まで11月17日から
教材・模擬試験そろっている試験ガイド公開(10/27)後にそろい始める
出題範囲現行の範囲生成AI・レジリエンスなどを拡張
不合格だったとき11月3日以降の受験だと、C02では再受験できない14日後から通常どおり再受験できる
向いている人仕上がりが近く、11月2日までに受けられる人これから勉強を始める人、生成AIの設計も学びたい人

切り替え前後にやりがちな失敗

11月中旬に1回だけ予約する。11月16日の直前に1回だけ受けて不合格になると、再受験はC03になります。範囲も教材も変わるので、実質やり直しです。C02で受けるなら、1回目は11月2日までに入れて、2回目の枠を残してください。

「C03対応」の表記だけで教材を買う。詳しい試験ガイドは10月27日公開です。それより前の教材は、AWSの概要発表をもとに作られている可能性があります。購入前に、更新日と、試験ガイドのどのタスクに対応しているかを確認してください。

切り替えを理由に勉強を止めてしまう。「C03の教材が出てから」と2〜3か月手を止めると、覚えたサービス名や構成パターンは忘却曲線どおりに抜けていきます。SAAレベルの用語と設計の型はC03でも使うので、演習は止めずに続けるのが正解です。

2025年にC02で合格した立場から

私がSAPに合格したのは2025年で、試験はC02でした。受験時はSAAだけを持っていて、AWSの実務経験はありませんでした。勉強は通勤、仕事帰りのカフェ、子どもが起きる前の早朝のスキマ時間で、問題演習を中心に進めました(詳しい手順はAWS SAPの体験記にまとめています)。

問題演習を中心に進める勉強法をとるなら、問題集や模擬試験がそろっていることが大事です。2026年9月時点で演習の材料が豊富なのはC02です。反対に、C03の新しい範囲は、演習より先に「このサービスは何をするものか」を押さえる段階から始まります。どちらを選んでも、サービス名を見て役割を5秒で答えられる状態を先に作っておくと、問題文を読む速さが変わります。

SAPの講座を探す(Udemy)

通勤中のイメージ作りに使った動画講座のジャンルです。Udemyの検索結果が開きます。C02とC03のどちらに対応しているかは講座ページで確認してください。価格はセールで大きく動くので、購入前に現在価格を確認してください。

AWS SAP の講座(日本語)AWS SAA(土台の復習用)

この記事に関連する用語ドリル(無料・登録不要)

AWS SAP 用語ドリル/AWS SAA 用語ドリル/AWS DOP 用語ドリル

SAP-C02とC03についてよくある質問

Q. C02で取った資格は、C03が始まると古くなりますか?
A. なりません。認定の名前は同じ「AWS Certified Solutions Architect – Professional」で、有効期間は合格から3年です。3年後の更新は、その時点で提供されている試験を受けて行います。

Q. C03の問題数・試験時間・受験料は変わりますか?
A. 2026年9月30日時点では、詳しい試験ガイドは10月27日公開予定です。現行のC02は180分・75問・300USDです。C03を予約する前に、AWSの資格ページと試験ガイドで最新の条件を確認してください。

Q. C03の新しい範囲を、今のうちに勉強しておく方法は?
A. 追加範囲の多くは、Amazon Bedrock、Fault Injection Service、Resilience Hubのようにサービス名で示されています。まずは各サービスが「何のためのものか」を一言で言える状態にしておき、試験ガイドが出たらタスク一覧と照らし合わせるのが効率的です。用語は、読むより想起練習(思い出すテスト)のほうが定着します。

まとめ

  • SAPは10月27日にC03の予約受付開始、C02は11月16日まで、C03は11月17日から。予約は16日までに入れれば確実にC02で受けられる。
  • 不合格後は14日待つ必要があるので、C02で2回のチャンスを持つなら1回目は11月2日まで。仕上がりが近い人はC02で前倒し。
  • これから始める人はC03前提で計画し、10月27日の試験ガイドを見てから教材を買い足す。C03は生成AI・レジリエンスなど実務寄りの範囲が広がる。

この記事を書いた人

やよい(きおくるラボ 運営・編集)

記事は、国内SIerで大規模システムのプロジェクトマネジメントに従事する夫の経験をもとに作成しています。夫はクラウド・ITSM・プロジェクト管理の認定を、働きながら独学で取得してきました。夫が受けた資格の記事は合格までに実際に通った手順をもとに、受けていない資格の記事は公式の試験ガイドなどの一次情報をもとに書いています。

保有資格

AWS SAPAZ-104OCI ArchitectServiceNow CSAPMPSAFe POPM

認定バッジは本名表記のため非公開にしています(確認が必要な場合はお問い合わせください)。運営方針とプロフィールの詳細は運営者情報に記載しています。

SAPの土台はSAAの用語|AWS SAA 用語ドリルで5秒テストを始める

きおくるラボ(kiokuru lab)の運営・編集担当、やよいです。暗記ドリル「きおくる」と記事は、夫(SIerのITプロジェクトマネージャ。保有資格はAWS SAP・AZ-104・OCI Architect・ServiceNow CSA・PMP・SAFe POPM)の受験経験と本業の知見をもとに作成しています。記事の作成にはAIを補助として使い、事実確認と最終判断は運営者が行っています。ドリルはすべて無料・登録不要(運営費は記事内の教材紹介と広告でまかなっています)。X: @kiokurulab

やよいをフォローする
資格
シェアする
やよいをフォローする
タイトルとURLをコピーしました