共通テスト予想問題集はどれを買う?河合・駿台・Z会を得点帯別に判定

共通テスト予想問題集はどれを買う?河合・駿台・Z会を得点帯別に判定 受験戦略

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共通テストの過去問を解き切ると、次に必要になるのが予想問題集です。河合塾の総合問題集、駿台の実戦問題集、Z会の実戦模試と選択肢が並びますが、難易度も分量も違うため、選び方を間違えると「難しすぎて心が折れる」「簡単すぎて実力を測れない」のどちらかになります。この記事では主要3社の性格を比較し、得点帯別にどれを買うかを判定します。

結論:8割を超えたい人は駿台、まず形式に慣れたい人は河合

ざっくり言うと、駿台の実戦問題集は本番より難しめ河合塾の総合問題集は本番に近い標準的な難度Z会は思考力を問う設問が多めという傾向で語られます。現時点で6〜7割の人が駿台から入ると、難しさに時間を取られて形式の練習になりません。逆に8割を超えている人が易しめの問題だけ解いても、上振れの練習にしかなりません。いまの得点帯に合わせて選ぶのが原則です。

得点帯で選ぶ予想問題集 〜6割:まず過去問と河合の標準難度で形式に慣れる 7割前後:河合を中心に、苦手科目だけ他社を足す 8割以上:駿台の難しめの問題で上振れを潰す 直前期:全科目そろったパック問題集で通しリハーサル きおくる kiokuru.com

主要3社の予想問題集を確認する

結論の1冊をそのまま確認できます。年度版は毎年入れ替わるので、検索結果で最新年度を選んでください。

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3社の性格を表で比べる

観点河合塾(総合問題集)駿台(実戦問題集)Z会(実戦模試)
難易度の傾向本番に近い標準本番より難しめ思考力寄り・やや難
解説読みやすく標準的厚く踏み込む着眼点の説明が丁寧
向いている得点帯6〜8割8割以上7割以上
主な用途形式慣れと安定化上振れ潰し初見処理の訓練
収録回数科目により複数回科目により複数回科目により複数回

模試の難易度は「自分の点が下がる方向」に効きます。難しめの問題集で6割を取っても、本番で6割という意味ではありません。逆も同じです。点数の絶対値ではなく、時間切れになった大問と、手が止まった単元だけを記録してください。この2つは難易度に関係なく本番の弱点を示します。

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苦手科目だけ、問題集の前に戻る手もある

予想問題集で毎回同じ単元を落とすなら、演習量ではなく理解が足りていません。その単元だけ映像授業で埋めてから問題集に戻ると、同じ1冊から取れる点が変わります。直前期は「戻る範囲を最小にする」のが鉄則です。

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買い方と回し方

1. 得意科目は1冊、苦手科目は2冊

全科目に同じ冊数を割り当てる必要はありません。得点が安定している科目は1冊で形式を確認すれば十分で、崩れる科目に2冊目を回します。崩れる科目を決めてから買うのが、無駄な出費を防ぐ唯一の方法です。

2. 12月までは科目別、直前2週間はパック

科目別の問題集で演習量を積み、直前2週間で全科目そろったパック問題集を1〜2回通します。パックは本番と同じ時間割で1日かけて解くもので、科目間の体力配分を試す唯一の機会になります。

3. 復習は「時間切れ」と「手が止まった」の2分類だけ

間違いを全部復習すると時間が足りません。時間切れなら解く順番の問題、手が止まったなら知識の問題と分け、後者だけ教材に戻ります。この分類だけで直前期の復習は回ります。

1. 買う前に手持ちの過去問を解き切る。過去問が残っているのに予想問題集を買うのは順番が逆です。本物の問題のほうが精度が高い。

2. 1回分を必ず時間内で解く。途中で止めて後日続きを解くと、時間配分の練習になりません。まとまった時間が取れる日に1回分を割り当ててください。

3. 点数は記録するが、比較しない。他社の問題集どうしで点を比べても意味がありません。同じ問題集の中での推移だけを見ます。

予想問題集でやりがちな失敗

難しい問題集を選んで自信を失う。直前期のメンタルは得点に直結します。6〜7割の段階で難問集に入ると、時間の浪費に加えて心理的な損失が出ます。

解きっぱなしで復習しない。1回分を解く時間と、同じだけの復習時間をセットで確保してください。復習しない演習は、ただの点数占いです。

直前1週間に新しい1冊を買う。残り時間で解き切れない本は、不安を増やすだけです。手元の間違いノートを見返すほうが点になります。

受験生からよくある質問

Q. 予想問題集は何冊やればいいですか?

得意科目は1冊、苦手科目は2冊が目安です。冊数より、1冊を本番と同じ時間で解いて復習まで終える回数が重要になります。買っただけで解かない冊が出るなら、それは冊数が多すぎるサインです。

Q. パック問題集と実戦問題集は何が違いますか?

パック問題集は全科目が1回分そろった「本番一式」で、通しで受けるリハーサル用です。実戦問題集・総合問題集は科目ごとに複数回分が入っていて、演習量を積む用途に向きます。12月までは科目別、直前期にパックを1〜2回、という使い分けが標準です。

Q. 予想問題集の点数はあてになりますか?

各社が難易度を本番に寄せて作っていますが、回によってぶれます。点数そのものより、時間切れになった大問・手が止まった単元を記録してください。判定に使うのではなく、残り時間の配分を決めるための材料と考えるほうが有効です。

要点のおさらい

  • 選ぶ基準は評判ではなくいまの得点帯。6〜8割は河合、8割超は駿台。
  • 科目別で演習、直前2週間でパックという使い分け。
  • 復習は「時間切れ」と「手が止まった」の2分類だけでいい。

この記事で挙げた問題集

いずれも年度版で毎年入れ替わります。検索結果で必ず最新年度を選んでください。

共通テスト総合問題集(河合塾)

河合出版

本番に近い標準的な難度で、形式に慣れる段階の主力になります。まず1冊選ぶならここから。

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大学入学共通テスト 実戦問題集(駿台)

駿台文庫

本番より難しめの設定で、8割を超えてから上振れを潰す用途に向きます。解説が厚く、独学でも詰められます。

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共通テスト 実戦模試(Z会)

Z会

思考力を問う設問が多く、初見の問題を時間内に処理する訓練になります。7割以上の層向け。

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共通テスト 実戦パッケージ問題(パック問題集)

駿台文庫ほか

全科目1回分がそろった本番一式。直前2週間に、本番と同じ時間割で通して解くリハーサル用です。

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この記事を書いた人

きおくるラボ(運営者1名)

学部から他大学の理系大学院へ進む過程で、受講していなかった数学系分野を独学で積み上げた経験から、「暗記は理解の副産物」という考え方で教材を作っています。運営方針とプロフィールの詳細は運営者情報に記載しています。

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きおくるラボ(kiokuru lab)。暗記ドリル「きおくる」の運営者1名です。ITプロジェクトマネージャとして働きながら、大学受験の英単語・古文単語から社会人のIT資格まで、暗記が成果に直結する領域のドリルと記事を1人で作っています。記憶科学(忘却曲線・分散学習・検索練習)を学習設計に落とし込むことがテーマ。外部ライターへの発注や自動生成による記事量産は行っていません。X: @kiokuru_lab

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