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ServiceNow認定システム管理者(CSA:Certified System Administrator)は、ServiceNowの資格の入口になる認定です。私は2024年に、1か月前後の勉強で合格しました。本業はSIerのITプロジェクトマネージャで、受験時はServiceNowを少し触っていた程度でした。教材は公式のNow Learning(現在のServiceNow University)の学習コンテンツと、Udemyの講座・模擬試験です。この記事では、そのときの勉強法、公式の試験範囲、合格後に仕事で役立った場面、そして資格を維持するためのデルタ試験までをまとめます。
結論:公式の学習コンテンツとUdemyの組み合わせで、1か月前後で届いた
先に結論です。私の場合、次の2つを組み合わせて合格できました。
- 公式の学習コンテンツで範囲を押さえる:公式は、試験対策として「Welcome to ServiceNow」と「ServiceNow Administration Fundamentals」の受講を推奨しています。出題も公式の学習教材と製品ドキュメントをもとに作られています。
- Udemyの講座・模擬試験で出題の形に慣れる:知識を問題の形で確認し、本番の出題に慣れておきました。
私の受験時の前提:合格は2024年/ServiceNowの実務経験は少し触っていた程度/勉強期間は1か月前後/教材はNow Learning(公式)とUdemyの講座・模擬試験/職種はSIerのITプロジェクトマネージャ。
CSAの試験概要と、出題範囲の配点
ServiceNowの公式の試験ブループリント(2026年1月更新)では、試験は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験時間 | 90分 |
| 問題数 | 60問(単一選択と複数選択) |
| 合格点 | 非公開(公式によると必ずしも70%ではない) |
| 推奨される経験 | ServiceNowのインスタンスの利用・保守の経験3〜6か月 |
| 資格の維持 | リリースごとのデルタ試験を受ける |
| 出題領域 | 配点 |
|---|---|
| Platform Overview and Navigation(プラットフォームの概要と操作) | 7% |
| Instance Configuration(インスタンスの設定) | 10% |
| Configuring Applications for Collaboration(コラボレーションのためのアプリ設定) | 20% |
| Self-Service and Automation(セルフサービスと自動化) | 20% |
| Database Management and Platform Security(データベース管理とセキュリティ) | 30% |
| Data Migration and Integration(データ移行と連携) | 13% |
いちばん配点が大きいのはデータベース管理とセキュリティ(30%)です。次いで、アプリ設定とセルフサービス・自動化が20%ずつです。
勉強の進め方:公式で範囲を押さえ、模擬試験で確かめる
1. 配点表を最初に見る。30%を占めるデータベース管理とセキュリティ、20%ずつのアプリ設定とセルフサービス・自動化で、全体の7割になります。ここを後回しにしないことが大切です。
2. 公式の学習コンテンツで、画面と用語をつなげる。出題は公式の教材と製品ドキュメントがもとになっています。私は公式の学習コンテンツ(Now Learning)とUdemyを併用しました。
3. Udemyの模擬試験で、出題の形に慣れる。ServiceNowは年2回のリリースで画面や機能が変わります。模擬試験は、対応しているリリースが新しいものを選んでください。用語は、読むより思い出すテスト(想起練習)で定着させるのが近道です。
ServiceNow CSAの勉強で遠回りになる3つの失敗
古いリリース向けの教材だけで勉強する。ServiceNowは画面や機能名が変わります。教材の対応リリースを確認し、迷ったら公式の学習コンテンツと製品ドキュメントを優先してください。
合格点を「7割」と決めつける。公式は合格点を公開しておらず、必ずしも70%ではないと説明しています。余裕を持った得点を目指してください。
合格後のデルタ試験を忘れる。CSAは一度取れば終わりではありません。リリースごとのデルタ試験を受けないと、資格を維持できません。
合格後、仕事で役立ったこと
CSAの知識を使ったのは、ITSM(ITサービス管理)や運用の案件での会話です。CSAの次に何を取るかはServiceNow CSAの次は?、資格の全体像はServiceNow資格の体系にまとめています。
CSAを取るべき人・取らなくていい人
- 取るべき人:ServiceNowの導入や運用の案件に関わる人、ITSMの案件で顧客やベンダーと話す機会がある人。CADやCIS系に進みたい人は、CSAが入口になります。
- 今は取らなくていい人:ServiceNowに関わる予定がない人。デルタ試験で維持の手間もかかるので、仕事で使う見込みができてから取るほうが無駄がありません。
ServiceNow CSAの講座・模擬試験を探す(Udemy)
私がCSAの勉強で使ったのは、公式のNow LearningとUdemyの講座・模擬試験です。リンクを開くとUdemyの検索結果が表示されます。ServiceNowはリリースごとに内容が変わるので、講座ページの更新日と対応リリースを確認してください。価格はセールで大きく動くので、購入前に現在価格を確認してください。
ServiceNow CSA の講座・模擬試験ServiceNow 管理者向けの講座この記事に関連する用語ドリル(無料・登録不要)
ServiceNow CSAの受験者からよくある質問
Q. ServiceNowの実務経験がなくてもCSAに受かりますか?
A. 公式は、ServiceNowのインスタンスを使ったり保守したりした経験を3〜6か月ほど推奨しています。私は少し触っていた程度の経験で、1か月前後の勉強で合格しました。まったく触ったことがない人は、勉強期間を長めに見込んでください。
Q. CSAの合格点は何点ですか?
A. 公式は合格点を公開していません。各問題は1点で、合計点をあらかじめ決められた基準点と比べて合否が決まります。公式の説明では、この基準点は必ずしも70%ではありません。
Q. CSAは一度合格すればずっと有効ですか?
A. いいえ。資格を維持するには、リリースごとに提供される「デルタ試験」を受ける必要があります。手続きはServiceNow Universityのホーム画面から行います。
まとめ
- 私は2024年に1か月前後の勉強でCSAに合格。教材はNow Learning(公式)とUdemyの講座・模擬試験。
- 試験は90分・60問。配点が最大のデータベース管理とセキュリティ(30%)を後回しにしない。合格点は非公開。
- 合格後はリリースごとのデルタ試験で維持する。役立ったのはITSM・運用の案件での会話。

