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令和8年度(2026年度)から、応用情報技術者試験はCBT方式に変わりました。春と秋の日曜日に全国一斉で受ける形式はなくなり、決められた期間の中から自分で会場と日時を予約する形式です。前期試験の申込みは2026年10月6日に始まります。この記事では、IPAが公表した申込期間・試験期間・受験料を一覧にまとめ、科目A(旧午前)と科目B(旧午後)の間が空くことを利用した予約の決め方と、逆算の学習計画を示します。日程は2026年9月18日時点のIPA公表内容です。
結論:前期の申込みは10月6日〜11月7日。科目Aは10月28日〜11月10日、科目Bは11月24日〜12月6日
応用情報の前期試験は、申込みが2026年10月6日(火)10時〜11月7日(土)17時、科目Aが10月28日〜11月10日、科目Bが11月24日〜12月6日です。受験料は7,500円。申込みはインターネットのみで、科目Aと科目Bを同時に予約します。受験票は送付されず、当日は本人確認書類が必須です。
| 区分 | 期 | 申込受付 | 科目A群 | 科目B群 |
|---|---|---|---|---|
| 応用情報(AP) | 前期 | 2026/10/6〜11/7 | 10/28〜11/10 | 11/24〜12/6 |
| 応用情報(AP) | 後期 | 2027/1/27〜2/16 | 2027/2/6〜2/19 | 3/3〜3/15 |
| 高度(ST・SA・NW・SM)・支援士 | 前期 | 2026/10/6〜10/24 | 10/17〜10/27 | 11/11〜11/23 |
| 高度(PM・DB・ES・AU)・支援士 | 後期 | 2027/1/27〜2/27 | 2027/2/20〜3/2 | 3/16〜3/28 |
高度試験と支援士は申込みの締切が10月24日と早く、科目A群が10月17日から始まります。応用情報と同じ感覚でいると申込みに間に合いません。なお、現行の試験制度は2026年度で終了予定のため、「応用情報技術者試験」の名前で受けられるのは、この前期と後期の2回が最後になる見込みです。
CBTで変わること・変わらないこと
| 項目 | これまで(筆記) | 令和8年度から(CBT) |
|---|---|---|
| 実施時期 | 春期4月・秋期10月の日曜に一斉実施 | 前期・後期の期間内で日時を予約 |
| 午前・午後 | 同じ日に午前→午後 | 科目Aと科目Bを別の日に受験(実施期間が別) |
| 名称 | 午前/午後 | 科目A/科目B(高度はA-1・A-2・B-1・B-2) |
| 出題範囲・形式・問題数・時間 | — | 従来どおり(IPA公表) |
| メモ | 問題冊子に書き込み | 画面上のメモ機能・電卓機能+入室時にメモ用紙1枚と筆記用具を配布 |
| 受験票 | 郵送 | 送付なし。本人確認書類が必須 |
| 科目Aの結果 | 後日 | 試験終了後に試験端末に表示 |
| 合格発表 | 後日 | 前期は2027年2月頃、後期は2027年6月頃の予定 |
一番大きな変化は、科目Bで「問題冊子に線を引けない」ことです。旧午後試験は、長い問題文に下線を引き、図に書き込みながら解くのが定石でした。CBTでは配布されるメモ用紙1枚と画面上のメモ機能で代用します。過去問演習の段階から、問題文には書き込まず、別の紙1枚に要点だけをメモして解く練習に切り替えてください。本番の制約に合わせた練習でなければ、想起練習としての効果が落ちます。
予約の決め方:科目Aは早め、科目Bは遅めに置く
科目Aと科目Bの実施期間が分かれたことで、間隔を自分で設計できるようになりました。前期の場合、科目Aを初日の10月28日に、科目Bを最終日の12月6日に置くと、間が約5週間半空きます。科目Aの成績は受験直後に画面で分かるため、手応えを確認したうえで残りの期間を科目Bの選択分野に集中できます。旧制度では不可能だった進め方です。
ただし、予約枠は会場ごとに先着です。土日と期間の最終週は早く埋まるので、申込開始の10月6日から1週間以内に予約を済ませるのが安全です。科目Aと科目Bは同時に予約する必要があるため、先に両方の希望日を決めてから申込み画面に進んでください。
申込みから当日までの3つの手順
1. 10月6日までに、科目A・科目Bの希望日と会場の候補を3つずつ決める。第1希望が埋まっていた場合に、その場で迷うと別の枠も埋まります。
2. 申込みは1期につき1回だけ。区分を間違えない。複数の区分や複数回の申込みはできません。支援士と応用情報を同じ期に両方受けることはできないので、どちらを前期に受けるかを先に決めます。
3. 当日は本人確認書類を忘れない。受験票は送付されません。有効な本人確認書類を提示できない場合は、理由を問わず受験できないとされています。対象となる書類は、申込みサイトの案内で事前に確認してください。
やりがちな失敗3つ
「秋期試験は10月の日曜」のつもりで待っている。令和8年度は一斉実施の試験日がありません。自分で申し込んで予約しない限り、受験の機会は来ません。
科目Aと科目Bを近い日程で予約する。連日や同じ週に置くと、旧制度と同じ負荷になり、CBT化の利点を捨てることになります。特に科目Bの選択分野が固まっていない人は、間隔を空けてください。
紙の過去問に書き込みながら演習を続ける。本番は画面で問題文を読み、メモは紙1枚です。直前の2週間は、過去問道場などの画面上で解く形式に切り替えて、画面を読む速度に慣れておきます。
学習者からよくある質問
Q. 応用情報の科目Aと科目Bは別の日に受けるのですか?
A. 別の日です。令和8年度前期は、科目Aの実施期間が2026年10月28日〜11月10日、科目Bが11月24日〜12月6日と分かれています。申込み時に、それぞれの期間内から会場と日時を選んで同時に予約します。科目Aだけ、科目Bだけを申し込むことはできません。
Q. 科目Aに落ちたら科目Bは受けられませんか?
A. IPAの公表資料では、科目Aの成績は試験終了後に試験端末に表示され、科目Bの成績照会と合格発表は後日とされています。科目Aの結果で科目Bの受験資格がなくなるという記載は、現時点の公表資料にはありません。申込み時に両方を予約しているので、予約した科目Bはそのまま受験してください。最新の取り扱いは必ずIPA公式サイトで確認してください。
Q. 前期と後期の両方に申し込めますか?
A. 前期試験と後期試験は別の申込みで、それぞれ1回ずつ申し込めます。ただし同じ期の中で複数の区分や複数回を申し込むことはできません。応用情報は前期・後期の両方で実施されるので、前期で不合格だった場合に後期で再受験する計画が立てられます。
まとめ
- 応用情報の前期は申込み10月6日〜11月7日、科目A 10月28日〜11月10日、科目B 11月24日〜12月6日。受験料7,500円。
- 科目Aと科目Bは別日。科目Aを早め、科目Bを遅めに予約すると、間の期間を科目B対策に使えます。
- メモは紙1枚と画面機能だけ。過去問演習を本番の制約に合わせて反復回数を重ねます。
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