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Focus Gold(啓林館)と青チャート(数研出版)は、どちらも学校で配布されることが多い網羅系です。「Focus Goldを配られたけど青チャートに変えたほうがいい?」「独学ならどっち?」という質問が絶えません。結論から言うと、2冊の到達レベルはほぼ同じで、買い替える理由はありません。違いは例題の難易度幅と章末問題の重さ、解説の厚みです。この記事では、その差を整理し、配布された1冊をどう使うか、独学で選ぶならどちらかを判定します。
結論:配られた1冊を使う。独学なら解説の好みで選ぶ
Focus Goldは例題の星1〜4で難易度幅が広く、章末のStep Up・Challengeまで含めると青チャートより上まで届きます。青チャートはコンパス1〜5で、例題の網羅性と解説のバランスが取れた標準設計。どちらも例題を仕上げれば入試標準の土台が完成し、次に置くのは1対1・標問・プラチカで同じです。学校配布があるならその1冊。独学で選ぶなら、解説が長く丁寧な方がいいならFocus Gold、簡潔に型を並べてほしいなら青チャートです。
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Focus Gold 6th Edition 数学I+A改訂版 青チャート 数学I+A1対1対応の演習 数学I 三訂版2冊の違いを表で比較する
| 項目 | Focus Gold | 青チャート |
|---|---|---|
| 出版社 | 啓林館 | 数研出版 |
| 例題の難易度表記 | ★1〜4 | コンパス1〜5 |
| 章末の重さ | Step Up・Challengeで難関大レベルまで | エクササイズは入試標準まで |
| 解説 | 長く丁寧。独学向き | 簡潔。型を並べて覚える向き |
| 1冊の到達点 | 例題+章末で難関大の土台 | 例題で入試標準、次の1冊で難関へ |
| 価格帯(I+A) | 3,000円前後 | 2,000円前後 |
「Focus Goldのほうが難しい」は章末の話です。例題の帯は2冊でほぼ重なっていて、★1〜3とコンパス1〜4は同じレベル帯に収まります。差が出るのは章末のChallenge以降で、ここは難関大志望者だけが使うパート。例題を仕上げる段階では、どちらを選んでも到達点は変わりません。
使い方と進め方
配布された1冊を例題だけ回す
学校でFocus Goldか青チャートが配られているなら、買い替えは不要です。1周目は例題だけ(Focus Goldなら★1〜3、青チャートならコンパス1〜4)を自力で完答できる状態にします。章末は2周目以降か、難関大志望者のみ。
独学は解説の相性で決める
書店で同じ単元(例:三角関数)の例題を1つ開いて、解説を読んでください。Focus Goldは「なぜその式変形をするか」まで書かれていて長い。青チャートは指針が短く、解答を追う形です。読んで理解できるほうが、反復回数を稼げる1冊になります。
次の1冊は共通
どちらを終えても、次は1対1対応・標準問題精講・プラチカのいずれかです。Focus Goldの章末Challengeまで仕上げた人は、1対1を飛ばしてプラチカや過去問に入ってもかまいません。
1. 例題は解答を隠して白紙から書く。解説を読んで納得した状態は定着ではありません。方針が5秒で答える速さで浮かび、最後まで書けて初めて1題分です。
2. ★4・コンパス5は1周目で飛ばす。最高難度の例題は1周目の時間を食います。全範囲を一巡してから戻るほうが、単元間のつながりが見えて解けるようになります。
3. 解けなかった例題に日付を書く。2周目は×だけ、3周目は2回連続×だけ。想起練習の対象を絞ると、1問あたりの反復回数が自然に増えます。
よくある失敗パターン
Focus Goldを配られたのに青チャートを買い足す。同じ帯の網羅系を2冊持っても、どちらも1周で止まります。配布された1冊を2周するほうが確実です。
Focus GoldのChallengeを1周目でやる。章末Challengeは難関大の過去問レベルです。例題が仕上がる前に手を出すと、1題に1時間かかって進みません。
解説が長いFocus Goldを「読んで終わり」にする。丁寧な解説は理解の補助で、白紙から書けるかは別問題です。読んだら必ず閉じて再現してください。
学習者からよくある質問
Q. Focus Goldだけで東大・京大に届きますか?
A. 例題+章末Challengeまで仕上げれば、土台としては十分です。その後に過去問と、必要なら数IIIのプラチカや1対1で演習量を足します。
Q. 学校で配られたFocus Goldの解答が別冊で回収されました。
A. 解答なしで進めるのは非効率です。市販版は解答付きで流通しているので、同じ版の市販版を用意するか、学校に解答の貸し出しを相談してください。
Q. 青チャートからFocus Goldに乗り換えるメリットは?
A. ありません。到達レベルが同じなので、乗り換えは1周分の時間を捨てるだけです。今使っている1冊を2周してから次のレベルへ進んでください。
要点のおさらい
- 到達レベルはほぼ同じ。Focus Goldは章末で上まで届き、青チャートは次の1冊で補う設計。
- 学校配布があるなら買い替えない。独学なら解説の相性(丁寧 vs 簡潔)で選ぶ。
- 1周目は例題だけ。次の1冊は1対1・標問・プラチカで共通。
この記事で紹介した教材
フォーカスゴールド 6th Edition 数学I+A 新課程
啓林館
例題★1〜4に加え、章末Step Up・Challengeで難関大レベルまで1冊で届く網羅系。解説が長く丁寧で、独学でも読み切れる設計。価格は青チャートより高め。
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改訂版 チャート式 基礎からの数学I+A 新課程
数研出版
コンパス1〜5の例題で単元を網羅する定番。指針→解答が簡潔で、型を並べて覚えたい人向け。次に置く1冊の情報量が最も多い。
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