PR 本記事にはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト/楽天)を含みます。リンクから購入された場合、当サイトが収益を得ることがあります。
日本史の一問一答は、東進ブックスの「日本史一問一答【完全版】」と、山川出版社の「山川一問一答 日本史」の2冊にほぼ絞られます。どちらも2024年に新課程(日本史探究)対応版が出そろい、旧版の情報をもとにした比較記事は参考にならなくなりました。この記事では、最新版のページ数・構成・対象レベルを確認したうえで、教科書と志望校のタイプから1冊を決める基準を示します。先に結論を書くと、私大型は東進、国公立型と山川教科書ユーザーは山川です。
結論:私大専願は東進、国公立と山川教科書の人は山川
2冊の違いは、用語の並べ方と収録範囲の広さにあります。東進は448ページで、難関私大でしか問われない細かい用語まで★の数で段階表示します。山川は368ページで、教科書『詳説日本史』と同じ章立て、用語集の頻度に準じた★表示です。細かい用語の知識量で勝負が決まる早慶・MARCHの私大型入試には東進が合い、教科書の範囲を確実に説明できることが求められる国公立二次と共通テストには山川が合います。
最新版どうしを表で比較する
| 項目 | 東進 日本史一問一答【完全版】3rd edition | 山川一問一答 日本史 |
|---|---|---|
| 発売 | 2024年9月 | 2024年1月 |
| 新課程対応 | 日本史探究+歴史総合に対応 | 日本史探究版の用語集に対応 |
| 判型・ページ数 | B6判・448ページ | 四六判・368ページ |
| 並び順 | 時代順 | 教科書『詳説日本史』の章立て |
| 頻出度表示 | ★の数で段階表示 | 用語集の頻度に準じた★ |
| 公式の対象レベル | 共通テストから国公立大・難関私大まで | 定期テストから難関大学の入試まで |
| 付属 | 重要問題文の朗読音声 | 赤シート・巻末索引 |
| 価格(税込) | 1,320円 | 1,012円 |
この記事で比較した教材をAmazon・楽天で確認する
版と在庫は商品ページで確認してください。説明つきの一覧は記事末尾にあります。
日本史一問一答【完全版】3rd edition楽天山川一問一答 日本史楽天80ページの差の多くは、「難関私大で問われる細かい用語」をどこまで載せるかの差です。共通テストと国公立二次では、教科書の太字レベルの用語を正確に使えるかが問われます。東進の★が少ない用語まで覚える時間があるなら、国公立志望者は論述の練習に回したほうが点になります。逆に早慶の日本史は、教科書の脚注レベルの用語が合否を分けるので、収録範囲の広い東進に分があります。
タイプ別の選び方
早慶・MARCH・関関同立の私大専願:東進
私大の日本史は用語の知識量がそのまま得点になります。東進の★3と★2を先に固め、早慶志望は秋以降に★1まで広げます。MARCH志望は★1を捨てても合格点に届きます。
国公立志望・共通テストのみ:山川
教科書と同じ順番で並んでいるため、授業の進度に合わせて使えます。定期テスト対策としても機能するので、高2のうちから始めて反復回数を稼げるのが利点です。論述がある大学は、一問一答の「答え」側から「問題文」を説明する練習に使えます。
学校の教科書が山川以外(実教・東京書籍など):東進
山川の一問一答は『詳説日本史』の章立てに沿うため、他社の教科書だと単元の対応が取りにくくなります。教科書に依存しない東進のほうが使いやすくなります。
一問一答の回し方:3つの手順
1. 最初の1周は★が最も多い用語だけを解く。全用語を1周目から覚えようとすると、古代で止まります。頻出用語だけで全時代を一巡し、2周目で次の頻出度に広げてください。通史の全体像が先にできるので、細かい用語の置き場所が決まります。
2. 1問5秒で答え、出なければ即チェックして次へ進む。一問一答は考える教材ではなく、思い出す教材です。5秒で答える速さで回し、出なかった用語に印をつけます。1日30分で100問以上回せます。
3. 印のついた用語だけを、翌日・1週間後に解き直す。忘却曲線に合わせて間隔を空けた復習を入れると、同じ用語に使う時間が回を追うごとに短くなります。3回連続で正解した用語は印を消します。
やりがちな失敗3つ
東進と山川を両方買う。同じ用語を違う問題文で覚え直すことになり、反復回数が半分になります。1冊を5周するほうが、2冊を2周ずつより確実に定着します。
旧課程版の中古を使う。新課程では歴史総合が加わり、用語集の頻度も更新されています。東進は3rd edition、山川は2024年1月刊が現行版です。旧版は頻出度の表示が現行入試とずれます。
答えの用語だけを赤シートで隠して覚える。問題文を読まずに答えの単語だけを順番で覚えてしまうと、入試の正誤問題で使えません。問題文のキーワードと答えをセットで言えるかを確認してください。
学習者からよくある質問
Q. 日本史の一問一答は東進と山川のどっちが多くの受験生に使われていますか?
A. 正確な販売数は公表されていません。ただ、判断材料は人気ではなく「学校の教科書が山川かどうか」と「志望校が私大型か国公立型か」の2点です。山川の教科書を使っていて国公立志望なら山川、私大専願で早慶・MARCHを受けるなら東進を選べば失敗しません。
Q. 一問一答はいつから始めるべきですか?
A. 通史の学習と同時に始めます。授業や講義本で1つの時代を終えたら、その週のうちに一問一答の同じ範囲を解きます。通史を全部終えてから一問一答を始めると、最初の時代をほぼ忘れた状態で解くことになり、効率が落ちます。
Q. 一問一答だけで日本史は合格点に届きますか?
A. 届きません。一問一答は用語を思い出す練習には最適ですが、入試では史料・年代整序・正誤判定など、用語の前後関係を問う問題が半分以上を占めます。一問一答で用語を固めたら、必ず志望校の過去問で問われ方を確認してください。
まとめ
- 私大専願(早慶・MARCH)は東進。448ページで細かい用語まで段階表示されています。
- 国公立志望・共通テスト・山川教科書の人は山川。教科書と同じ章立てで、高2から使えます。
- どちらも頻出用語だけで全時代を1周してから範囲を広げます。2冊の併用はしません。
この記事で紹介した教材
日本史一問一答【完全版】 3rd edition(2024年9月)
東進ブックス/金谷俊一郎
日本史探究と歴史総合に対応したB6判448ページ。頻出度を★で示し、共通テストから国公立大・難関私大までを1冊でカバーします。重要問題文の朗読音声つき。
Amazonで見る →楽天で見る →
山川一問一答 日本史 2024年1月刊
山川出版社
日本史探究版の『日本史用語集』に対応し、章立ては教科書『詳説日本史』に沿う四六判368ページ。用語集の頻度に準じた★マークと赤シートつき。
Amazonで見る →楽天で見る →

