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「青チャートの次に何をやるか」は、文系か理系かで正解が変わります。候補は文系プラチカ・理系プラチカ・1対1対応・やさしい理系数学・新数学スタンダード演習と多いですが、全部やる受験生はいません。必要なのは、文理と志望校レベルの2軸で「次の1冊」を絞ることです。本記事では、文系・理系×志望校レベルのマトリクスであなたが買うべき1冊を即答し、そのルートを選ぶ理由と、文理選択でやりがちな失敗までまとめて解説します。
結論(先に答え)
- 文系×早慶・旧帝・一橋 → 文系プラチカが本命です
- 文系×MARCH・地方国公立 → 1対1対応か標準問題精講で十分。文系プラチカは不要です
- 理系×早慶・旧帝 → 1対1対応を背骨に、余力でやさしい理系数学
- 理系×MARCH・地方国公立 → 標準問題精講か1対1対応から過去問へ直行
- 理系×東大・京大・医学部 → 1対1対応 → やさしい理系数学または新数学スタンダード演習の2段構え
青チャートの次が文系・理系で分かれる理由
同じ「青チャートの次」でも、文系と理系では入試で問われる力が違います。文系数学はI・A・II・B・Cの範囲で1問あたりの思考量と記述・論証を問う出題が中心です。一方の理系は数IIIまで含めた範囲の広さと、解法を素早く運用する計算力が勝負になります。だから教材側も、文系プラチカは思考型の良問を絞って収録し、1対1対応や理系プラチカは解法の運用練習を軸に設計されています。入口で文理を取り違えると、演習の負荷がちぐはぐになります。
同じプラチカでも、文系プラチカのほうが理系プラチカ(I・A・II・B・C)より難しいという「難易度の逆転」があります。理系だから理系版が上、ではありません。この点は青チャートからプラチカへの接続記事で詳しく解説しています。
なお「1対1とプラチカのどちらが上か」「青チャートを切り上げる接続時期はいつか」という教材同士の比較・時期論は、青チャートの次は1対1かプラチカか|レベル別の正解と接続時期にまとめています。本記事は「文理×志望校レベルでどれを選ぶか」の即答に特化します。
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まず早見表です。自分の行と列が交わるマスの教材が「次の1冊」になります。
| 志望校レベル | 文系の次の1冊 | 理系の次の1冊 | 開始の目安 |
|---|---|---|---|
| MARCH・地方国公立 | 1対1対応 or 標準問題精講 | 標準問題精講 or 1対1対応 | 高3の6〜7月 |
| 早慶・旧帝・一橋 | 文系プラチカ | 1対1対応(→余力でやさ理) | 高3の夏前後 |
| 東大・京大・医学部 | 文系プラチカ→過去問 | 1対1対応→やさ理 or 新スタ演 | 高3の6月まで |
文系ルートの組み方|文系プラチカを「上限」として使う
文系ルートの基準はシンプルで、文系プラチカを「やるか、やらないか」をレベルで決めることです。文系プラチカは旧帝大・早慶・一橋クラスの記述2次を想定した思考型の良問集で、青チャート直後だと1問に30分以上かかることも珍しくありません。
1早慶・旧帝・一橋の文系は文系プラチカが本命
記述・論証込みの良問で「解法を選び、答案に組み立てる」練習ができます。青チャートの例題を自力で完答できる状態で始め、1問ごとに解き直しの反復回数を確保してください。開始は高3の夏前後が目安です。
2MARCH・地方国公立の文系は1対1か標準問題精講で止める
このレベル帯に文系プラチカはオーバーワークです。1対1対応(または標準問題精講)で頻出パターンの運用まで仕上げたら、残り時間は過去問演習に回すほうが合格点に直結します。
文系プラチカと理系プラチカの難易度差や、青チャートをどこまで仕上げてから入るかの具体的な基準は、プラチカ接続の専用記事を参照してください。
理系ルートの組み方|1対1を背骨に、最難関だけ2冊目を足す
理系は範囲が広いぶん、1対1対応を背骨にして、志望校レベルに応じて2冊目を足すかどうかを決めます。分野ごとの分冊なので、青チャートで固まっていない単元だけ買い足す使い方もできます。
3最難関(東大・京大・医学部)は1対1→やさ理 or 新スタ演の2段構え
1対1で解法の運用を仕上げたあと、やさしい理系数学で別解の引き出しを増やすか、新数学スタンダード演習で演習量を積みます。2冊目まで見据えるなら、1対1は高3の6月までに始めたいところです。
早慶・旧帝の理系は1対1を軸に、余力があればやさ理を追加します。MARCH・地方国公立の理系は標準問題精講か1対1で十分で、数IIIの完成度を優先してください。なお理系プラチカ(I・A・II・B・C)は位置づけとしては1対1に近い標準演習で、最難関専用の教材ではありません。
文理選択でやりがちな失敗3つ
NG①:MARCH志望の文系が「文系だから文系プラチカ」と背伸びする
文系プラチカは早慶・旧帝レベルの教材です。名前で選ぶと1問も進まず挫折します。レベル表の行で選んでください。
NG②:理系が「理系プラチカ」を最難関用と誤解する
理系プラチカのI・A・II・B・Cは文系プラチカより易しい標準演習です。東大・京大対策のつもりで選ぶと負荷が足りません。
NG③:青チャートが仕上がる前に次へ進む
例題を見て5秒で方針が言え、自力で完答できる状態が接続の条件です。ここが崩れたまま進むと、どの教材でも解説を読むだけの作業になります。
青チャートの次のFAQ|文系・理系別のよくある質問
問題ありません。むしろMARCH・地方国公立の文系には1対1(または標準問題精講)が最適解です。文系プラチカが必要になるのは、早慶・旧帝クラスの記述2次で戦う場合です。
I・A・II・Bの思考型対策として使う受験生もいますが、優先度は低いです。理系はまず1対1で運用を固め、2冊目はやさ理か新スタ演に進むほうが得点効率が高くなります。
できます。網羅系の色はレベル帯の違いで、「例題を自力で完答してから次へ」という接続基準は同じです。色選びから迷っている場合はチャート式の色の違い解説を先に読んでください。
まとめ|文理×志望校レベルで1冊に絞る
- 青チャートの次は文系・理系で正解が違う。文系は文系プラチカを「上限」に、理系は1対1を「背骨」に組む
- MARCH・地方国公立は文理とも1対1か標準問題精講で止め、過去問演習に時間を回す
- 接続の条件は共通で「例題を自力で完答できること」。仕上がる前に次へ進まない
次の1冊が決まったら、あとは1問ごとの解き直しと想起練習で定着させるだけです。マトリクスの1冊を信じて、過去問まで走り切ってください。
記事内で触れた教材(文系・理系別)





