AWS SAPの模擬試験はどれを選ぶ?C03対応の見分け方4つと公式模試の使い方

AWS SAPの模擬試験の選び方 資格

AWS SAPの模擬試験・問題集は、2026年11月のSAP-C02からC03への切り替えで選び方が変わりました。旧範囲の問題を何周しても、C03で追加された生成AIや回復力の問題には対応できません。結論から書くと、使う順番は「公式の練習問題(無料・20問)で形式を知る」「C03対応を明記した問題集で分野別に演習する」「仕上げに公式模擬試験で準備度を測る」の3段階です。この記事では、AWS公式の教材の位置づけ、C03対応を見分ける4つのチェック、Udemy模試の選び方、何周・いつから解くかを整理します。

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結論:公式の練習問題→C03対応の問題集→公式模擬試験の順で使う

AWSの認定ページは、SAPの準備を4ステップの「Exam Prep Plan」として案内しています。最初のステップで「AWS Certification Official Practice Question Set」、最後のステップで「AWS Certification Official Practice Exam」を使う構成です。つまり公式は、練習問題を入口に、模擬試験を出口に置いています。

その間を埋めるのが、市販の問題集やUdemyの模試です。公式の練習問題は1セット20問で、本番の75問の範囲を演習するには量が足りません。量を担う教材を選ぶときに、C03対応かどうかを見分ける必要があります。

SAP-C03の切り替え日程は公式ブログで確定しています。
C03の予約受付は2026年10月27日開始、C02の最終受験日は2026年11月16日、C03の配信開始は11月17日です。試験ガイドの中身はSAP-C02とC03どっちで受けるかの判定でも扱っています。

AWS公式の練習問題・模擬試験の位置づけ

AWS認定の試験準備ページ(certification-prep)の記載をもとに、Skill Builderで使える公式教材を整理します(2026年11月1日確認)。

公式教材料金問題数使いどころ
Official Practice Question Set無料20問学習の最初に、問題文の長さと形式を知る
Exam Prep コース(無料版)無料分野ごとのサンプル問題(問題数は未公表)分野の全体像をつかむ
Official Practice ExamSkill Builderのサブスクリプション(個人は月29 USDから)未公表本番直前に、本番と同じ問題スタイルで準備度を測る

公式の模擬試験は「本番と同じ問題スタイルと厳密さ」をうたっており、回答ごとにフィードバックと推奨リソースがつきます。ただし、本番の問題がそのまま出るわけではありません。また、認定ページの準備プランはSAP-C03用のSkill Builderページにリンクしていますが、個々の公式教材がC03版に切り替わったかどうかは、教材タイトルの試験コードで確認してください。

C03対応の問題集を見分ける4つのチェック

「2026年対応」の表記だけでは、C03対応かは分かりません。次の4点で確かめます。

チェック項目C03対応の目印C02のままのサイン
試験コードタイトル・説明に「SAP-C03」と明記「SAP-C02」のみ
分野の構成5分野(運用上の優秀性とオートメーションが独立)4分野(複雑な組織、新しいソリューションなど)
出てくるサービスBedrock、VPC Lattice、Fault Injection Service、Resilience HubIoT系、WorkSpaces、Service Catalogが頻出
更新日2026年10月27日(C03試験ガイド公開)以降それより前で更新が止まっている

一方で、C02の問題集がすべて無駄になるわけではありません。試験ガイドの比較ページによると、C02の移行・DR・ネットワーク・IaCのスキルは、C03のタスクに統合されて残っています。手元にC02の問題集があるなら、その分野の演習には使えます。足りないのはC03で追加された範囲です。

Udemy模試を選ぶ基準|講座名より先に見る4項目

Udemyで模試を選ぶときは、講座名や評価の数字より先に、次の4項目を確認してください。

  • SAP-C03対応の明記:上のチェック表の4点のうち、少なくとも試験コードと更新日を満たすこと
  • 全選択肢の解説:正解だけでなく、不正解の選択肢がなぜ誤りかを説明していること
  • 本番形式の通し演習:75問・180分で通して解けるセットがあること
  • 質問への対応:Q&Aで質問に回答が返っているか、更新履歴が残っているか

筆者(夫)はC02の受験時、通勤中にUdemyで問題演習を進め、帰りのカフェと子供が起きる前の早朝も問題演習にあてました。スキマ時間なら、1問ごとに解説を読める形式が使いやすいです。

何周・いつから?模試を使う手順3ステップ

1. 学習の初日に、公式の練習問題20問を解く
点数は気にしません。目的は、問題文の長さ、複数選択の割合、要件の書かれ方を知ることです。最初に本番の形を知っておくと、その後のインプットで「どこが問われるか」を意識して読めます。
2. インプットと並行して、C03対応の問題集を分野別に解く
1周目は分野ごとに解き、間違えた問題に印をつけます。2周目は印のある問題だけを、解説を見ずに「なぜその選択肢か」を言えるまで繰り返します。周回数そのものより、反復回数を間違えた問題に集中させるほうが、忘却曲線に逆らって知識を残せます。
3. 本番の2週間ほど前に、公式模擬試験と通し演習を入れる
180分を通して解き、時間配分(1問あたり平均2.4分)を体で確かめます。残りの期間で弱い分野の問題に戻ります。公式模擬試験を最初に使うと、本番前に準備度を測る手段がなくなるので、最後まで取っておきます。

PR|この手順で使う教材

ステップ2・3で使う、C03対応の模試を探す

検索結果では、タイトルに「SAP-C03」があるか、最終更新日が2026年10月27日以降か、不正解の選択肢まで解説しているかを確認してください。75問・180分の通しセットがある講座は、ステップ3の通し演習にも使えます。

Udemyで講座・模試を探す →

AWS SAPの模擬試験選びでやりがちな失敗3つ

NG①:「2026年版」の表記だけでC03対応と判断する
2026年版でも、11月16日までのC02向けに作られた教材は多くあります。試験コードと分野の構成(4分野か5分野か)を必ず確認してください。
NG②:同じ問題集を、答えの位置を覚えるまで回す
3周目以降に正答率が上がっても、選択肢の並びを覚えただけのことがあります。本番では問題文も選択肢も変わります。正解の根拠を自分の言葉で言えない問題は、正解していても「未習得」として扱ってください。
NG③:模試の点数を合格の保証として扱う
AWSは、公式模擬試験の点数と本番の合否の関係を公表していません。本番の合格スコアは換算スコアで720です。模試の点数は、弱い分野を見つける材料として使ってください。

AWS SAPの模擬試験についてよくある質問

Q. 公式の練習問題だけで合格できますか?

練習問題は1セット20問で、本番は75問、C03は5分野・21タスクに分かれています。20問では21タスクに1問ずつ当てることもできない計算になるので、量を担う問題集との併用が前提です。

Q. 模擬試験で何点取れたら本番を予約していいですか?

公式の基準は未公表です。目安にするなら、点数よりも「間違えた問題の解説を読まずに正解の根拠を言えるか」で判断してください。予約から受験日までの間に、通し演習を1回入れられる日程にしておくと安全です。

Q. C02の問題集は、C03でもまだ使えますか?

一部は使えます。試験ガイドの比較ページは、C02のスキルをC03のタスクに統合したと説明しており、移行・DR・ネットワーク・IaCは引き続き範囲内です。ただし、Bedrockなどの追加範囲と、IoT系など外れたサービスの扱いが違うので、C03対応の教材で補ってください。

まとめ

  • 公式の練習問題(無料・20問)を入口、公式模擬試験(サブスク)を出口にして、その間をC03対応の問題集で埋める
  • C03対応は、試験コード・5分野の構成・追加サービス・2026年10月27日以降の更新日の4点で見分ける
  • 周回数より、間違えた問題の根拠を言えるまで繰り返す。公式模擬試験は本番の約2週間前まで取っておく

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この記事を書いた人

やよい(きおくるラボ 運営・編集)

記事は、国内SIerで大規模システムのプロジェクトマネジメントに従事する夫の経験をもとに作成しています。夫はクラウド・ITSM・プロジェクト管理の認定を、働きながら独学で取得してきました。夫が受けた資格の記事は合格までに実際に通った手順をもとに、受けていない資格の記事は公式の試験ガイドなどの一次情報をもとに書いています。

保有資格

AWS SAPAZ-104OCI ArchitectServiceNow CSAPMPSAFe POPM

認定バッジは本名表記のため非公開にしています(確認が必要な場合はお問い合わせください)。運営方針とプロフィールの詳細は運営者情報に記載しています。

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きおくるラボ(kiokuru lab)の運営・編集担当、やよいです。暗記ドリル「きおくる」と記事は、夫(SIerのITプロジェクトマネージャ。保有資格はAWS SAP・AZ-104・OCI Architect・ServiceNow CSA・PMP・SAFe POPM)の受験経験と本業の知見をもとに作成しています。記事の作成にはAIを補助として使い、事実確認と最終判断は運営者が行っています。ドリルはすべて無料・登録不要(運営費は記事内の教材紹介と広告でまかなっています)。X: @kiokurulab

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