AWS SAPは2026年11月17日からSAP-C03に切り替わります。結論から書くと、C03は75問・180分という形式はC02と同じで、合格スコアは720(C02の試験ガイドでは750)、出題範囲は4分野から5分野に組み替えられました。追加の中心は生成AI・AIエージェントの組み込み、クラウドネイティブ設計、レジリエンスの検証です。この記事では、2026年10月27日公開の公式試験ガイドと認定ページを根拠に、問題数・合格点、分野と配点、C02からの変更点、C03向けの勉強の組み方を整理します。
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結論:SAP-C03は75問・180分・合格スコア720。範囲は5分野に再編
公式試験ガイドで確認できる要点は3つです。形式は75問(採点対象65問+採点対象外10問)・180分。合格スコアは換算スコア100〜1,000のうち720で、C02の試験ガイドの750から30下がりました。範囲はC02の4分野が5分野に再編され、「運用上の優秀性とオートメーション」が独立した分野(20%)になりました。
AWS公式ブログによると、C03の予約受付は2026年10月27日開始、C02の受験は11月16日まで、C03の配信は11月17日からです。どちらで受けるかはSAP-C02とC03どっちで受けるかの判定にまとめているので、この記事はC03の中身に絞ります。
筆者(夫)は2025年にC02で一発合格しており、C03は受けていません。根拠は試験ガイド、認定ページ、AWS公式ブログです。
SAP-C03の試験概要|2026年11月1日時点の公式情報
| 項目 | SAP-C03の公式記載 | 出典 |
|---|---|---|
| 問題数 | 75問(採点対象65問+採点対象外10問) | 試験ガイド |
| 試験時間 | 180分 | 認定ページ |
| 出題形式 | 択一選択と複数選択(5つ以上の選択肢から正解2つ以上) | 試験ガイド |
| 合格スコア | 720(換算スコア100〜1,000)。C02は750 | 各試験ガイド |
| 費用 | 300 USD(円の金額は公式の「試験の料金」ページで確認) | 認定ページ |
| 受験方法・言語 | テストセンター/オンライン監督付き。日本語を含む6言語 | 認定ページ |
| 推奨経験 | AWSでの設計・実装2年以上 | 試験ガイド |
1問あたりは180分÷75問で2.4分(144秒)です。採点は補償型で分野ごとの合格点はなく、全体で720に届けば合格です。未回答は不正解扱いで、推測による減点はありません。
5つの分野と配点|C02との対応表
試験ガイドの比較ページの対応表です。同じ行の分野がそのまま移ったという意味ではありません。
| C02の分野 | C02配点 | C03の分野 | C03配点 |
|---|---|---|---|
| 第1分野:複雑な組織に対応するソリューションの設計 | 26% | 第1分野:クラウド向けに構築されたアーキテクチャの設計と実装 | 25% |
| 第2分野:新しいソリューションのための設計 | 29% | 第2分野:セキュリティ、コンプライアンス、ガバナンス | 25% |
| 第3分野:既存のソリューションの継続的な改善 | 25% | 第3分野:コストを最適化したアーキテクチャの設計 | 15% |
| 第4分野:ワークロードの移行とモダナイゼーションの加速 | 20% | 第4分野:回復力、移行、事業の継続性 | 15% |
| (なし) | — | 第5分野:運用上の優秀性とオートメーション | 20% |
C03の5分野は計21タスクです。
- 第1分野(5タスク):クラウド向け設計、AI/ML統合、ハイブリッド、ネットワーク、データとDB
- 第2分野(5タスク):ID、暗号化と鍵管理、マルチアカウント統制、コンプライアンス、責任あるAI
- 第3分野(4タスク):料金モデル、データ転送コスト、コスト配分と可視化、ストレージとDBのコスト
- 第4分野(3タスク):移行戦略、災害対策(DR)、事業継続と回復力
- 第5分野(4タスク):IaC、CI/CDとDevSecOps、可観測性、運用の自動化
試験ガイドは対象外の知識として、OSの深い知識、AI/MLモデルの学習・ファインチューニング、インシデントのフォレンジック、アプリケーションコードの開発を挙げています。AIは組み込み方が問われ、作り方は問われません。
C02からの主な変更点|追加・削除・再分類
追加:Amazon Bedrockによる生成AIの統合、AIエージェント(Bedrock AgentCore)、RAG、Bedrock Guardrails、VPC Latticeのサービスメッシュ、マルチテナントの分離、IPv6デュアルスタック、レイクハウス、KMSの耐量子暗号などです。
削除:「アプリケーションのアップグレードパス」「AWSへの委任」「移行ツールのセキュリティ」の3項目です。
対象サービス:Bedrock、Security Lake、VPC Lattice、CDK、Fault Injection Service、Resilience Hub、AWS Transformなど20項目が加わり、IoT系の全サービス、WorkSpaces、Lightsail、Service Catalog、Batchなどが外れました。
再分類:C02の細かいスキルはC03のタスクに統合されました。リホストやメインフレームのモダナイズはタスク4.1、マルチリージョンDRは4.2、IaCは5.1です。ガイドは、統合は重要度の低下を意味しないと明記しています。
SAP-C03向けの勉強の組み方3ステップ
各タスクには例示サービスが書かれています。1行で説明できないサービスに印をつけると、それがそのまま学習の優先リストになります。
第1・第2分野で配点の50%です。Bedrock・Guardrails、VPC Lattice、Fault Injection ServiceとResilience Hubは、C02向け教材では扱いが薄い範囲なので先に埋めます。
筆者がC02で合格したときも、学習の中心は問題演習でした。外した選択肢が「どの要件を満たさないか」を1文で言えるまで解説を読みます。サービス名と用途の対応は、5秒で答える想起練習で固めます。
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ステップ3の演習用に、C03対応の講座・模試を探す
「SAP-C03」の明記、2026年10月27日(試験ガイド公開)以降の更新日、不正解の選択肢まで解説があることの3点で選んでください。
Udemyで講座・模試を探す →SAP-C03の対策でやりがちな失敗3つ
C02の範囲の多くはC03に残っていますが、Bedrockなどの追加範囲は入っていません。C02教材を使うなら、追加範囲を別の教材で補ってください。
換算スコアは試験フォームごとの難易度の差を均す仕組みで、720という数字だけでは難易度を判断できません。準備の量を減らす根拠にはなりません。
試験ガイドは、記載がないことは完全に範囲外を意味しないと注記しています。優先度は下げても、選択肢に出たときに何のサービスか答えられる程度は残してください。
SAP-C03の試験ガイドについてよくある質問
Q. SAP-C03は11月17日から日本語で受けられますか?
AWS公式ブログは、C03を提供開始時点で現在サポートされている全言語で提供すると明記しており、認定ページの対象言語には日本語が含まれています。
Q. C02で取った認定は、C03が始まると失効しますか?
失効しません。AWS公式ブログは、C02で取得した認定は元の有効期限まで有効だとしています。有効期間は3年です。
Q. C03の分野別の出題数は公表されていますか?
未公表です。公表は配点の割合だけで、採点対象65問に当てはめると第1・第2分野が約16問、第5分野が約13問、第3・第4分野が約10問という概算になります。
まとめ
- SAP-C03は75問(採点対象65問)・180分・300 USD。合格スコアは720で、C02の750から下がった
- 範囲は5分野・21タスクに再編。第1・第2分野で配点の50%を占める
- 勉強はタスクのチェックリスト化→追加範囲の先行→C03対応の問題演習の順
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